【快適性も大事】飛行機と新幹線を使い分ける基準【4時間の壁】

旅行に役立つ知識
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こんにちは、じゅの(@platinum_2015)です。

飛行機を利用すると温室効果ガスがたくさん出るので、利用を控えようとする動きがあるみたいですね。

「飛行機=巨大な鉄の塊」なので、1回の飛行で使用する燃料も半端ないでしょうね。


短距離移動に飛行機を利用することを「飛び恥」なんて言ったりするみたいで、可能な限り「鉄道利用」に切り替えていく動きもヨーロッパで起きているとか。


たしかに環境負荷を考えれば、飛行機よりも鉄道が優れているでしょう。

でも、現実問題とすれば移動時間やコストの問題ですべて鉄道利用に改めるのは困難です。

その時々に応じた「使い分け」が大事ってことです。


そこで今回は日本国内で「新幹線」と「飛行機」のどちらを利用するかの判断基準を考えていきます。

基本的に国内の航空路線は短距離なので、東京から本州内の新幹線が走っている地域は「飛行機不要な距離」です。

飛行機と新幹線は「4時間」を基準に使い分ける

移動手段が1つしかない場合は選ぶ余地もないですが、どちらを使ってもいけるところって案外多いです。

東京ー大阪、東京ー福岡、東京ー青森。

東京を起点にしても新幹線で北海道や九州に行けるようになりました。

その気になれば、函館から鹿児島まで新幹線で移動することも可能なんですよね。


でも実際に函館から鹿児島まで新幹線を乗り継いで移動する人はめったにいません。

時間もお金もかかる移動ルートなので、飛行機に比べて圧倒的に非効率なんですよね。


移動時間が長いと疲れます。

飛行機を利用するか新幹線を利用するかの判断基準では、「所要時間」が大きな要素となります。

では、どれくらいの所要時間が判断の分かれ目なんでしょうか?


「4時間の壁」を超えるかが判断ポイント

飛行機と新幹線を選択する時に目安となるのが「所要時間」です。

出発地から目的地への所要時間が4時間以内なら新幹線、4時間超なら飛行機が有利と言われています。


この判断基準を「4時間の壁」と言ったりします。

北海道新幹線開業の時も、「4時間の壁」のせいで新幹線利用者はあまり伸びないんじゃないかと言われていましたね。

東京ー函館間が4時間を超えるため、飛行機が有利と考えられたからです。


わたしの地元岡山では「4時間の壁」を若干下回っています。

新幹線なら東京まで3時間20分で着く距離です。

なので、多くの人は新幹線で東京に出かけています。


もちろん飛行機で行くことも可能。

岡山空港ー羽田空港の路線もあるので、飛行機で行く人も少なくないんですよね。

飛行時間はとても短いですが、空港までの移動時間を考えるとトータル3時間半くらいかかります。


空港へのアクセスや待ち時間を考えると地域によってはトータルの所要時間が「4時間弱」となることも。

新幹線で移動してもトータルの所要時間や料金が同じくらいなら、あえて移動や乗換に手間のかかる飛行機を選ぶ理由がありません。

積極的に飛行機を選ぶとしたら「特典航空券を利用する場合」などの経済的恩恵があったり、地理的に空港からのアクセスが良い場合になってくるでしょう。


「4時間の壁」を越えたら飛行機移動が圧倒的に楽

「東京ー福岡」や「東京ー函館」といった距離感になってくると移動時間も4時間を超えてきます。

最近の新幹線は普通車でも静粛性や乗り心地が改善されており、疲労感は軽減されていると思います。


しかし、新幹線に長時間乗り続けるのはけっこうしんどいです。

新幹線は基本的に座りっぱなしです。

同じ姿勢で4時間以上は相当ハードですよね。


おそらくグリーン車利用でもグッタリします。

そんなときは新幹線ではなく飛行機で移動したほうが現実的。

空港で待ち時間があったとしても、飛行機に乗っている時間はかなり短くなります。

同じ姿勢で4時間超を過ごすよりも、圧倒的に快適な移動になります。


飛行機のデメリットは「乗り換え」と「待ち時間」

新幹線なら岡山ー東京間は3時間半。

一度乗ったら到着するまで座っていればいいのですが、飛行機だとそうもいきません。


乗り換えは慣れないと苦痛

岡山ー羽田の所要時間は1時間ちょい。

飛行時間は短いですよね。


羽田に着いたら東京モノレール・京浜急行・バスのどれかに乗り換えて目的地まで移動しないといけません。

もし東京駅に行くなら、東京モノレールで浜松町まで行ってJRに乗り換えるか、京浜急行で品川までいってJRに乗り換えるか。


羽田空港から東京駅に行くまでに2回も乗り換えないといけません。

東京駅なら簡単ですが、複雑な乗換が必要なところに行こうとすると混乱します。

例えば、柴又とかね。

東京は移動ルートがたくさんあるため、余計混乱します。


慣れてしまえば簡単ですが、不慣れな人にとって見知らぬ土地での乗り換えは苦痛です。


飛行機は早めに集合しないといけない

飛行機は新幹線と違ってすぐに乗ることができません。

新幹線なら自由席もあるので、ホームに入ってきた列車にすぐ乗れます。


飛行機はそのへんがちょっと面倒。

自分が利用する飛行機に乗るために搭乗手続きが必要ですよね。


だいたい出発の30分くらい前には空港についておかないと間に合いません。

ギリギリの時間で行動していると遅刻してしまうこともあるため、常に時間に余裕を持った移動を心掛ける必要があります。


もし早めに到着しても、空港でお土産を買ったり飛行機を眺めたりしていると時間はつぶれるので案外苦痛にはなりません。

ただ、こうした時間が長い分だけトータルの移動時間は長くなっていくので、時間の使い方がとても重要になってきます。

ちなみに、わたしは空港ラウンジを利用して時間をつぶしています。


新幹線になくて飛行機にある「ラウンジ」も判断材料

新幹線で移動する場合は目的地に到着するまで車内で座って過ごすことになりますが、飛行機は乗っている時間の他に待ち時間が必ず発生します。


新幹線だと「待ち時間」を過ごす場所は待合スペースくらいしかありません。

飛行機だと空港の待合スペース以外にも待ち時間を快適に過ごせる施設が用意されています。

それは「空港ラウンジ」です。


飛行機の待ち時間をお土産を買う時間にしたり、空港のベンチに座って過ごす人も多いですよね。

しかし、待ち時間が長すぎると疲れてきます。

待ち時間もなるべくゆっくり過ごしたいって人もいるわけです。


そんな人には「空港ラウンジ」という選択肢があります。

「空港ラウンジ」とは搭乗前の時間にコーヒーや軽食などのサービスが受けられるスペースのことで、全国の空港に設置されています。

空港ラウンジには有料で誰でも利用できるものと、航空会社の優良顧客しか利用できないものとがあります。


ゴールドカード以上のクレジットカードを持っている人なら、カードの特典により空港ラウンジが無料で利用できることが多いのでお金を払う必要はありません。


わたしはいつもアメックスの特典で利用しています。

アメックスの場合はカード名義人と同伴者1名も無料で入室可能。

つまり2人は入れます。

このサービスはカードの色に関わらず、グリーンでもゴールドでもプラチナでも一緒です。

空港ラウンジは本来だと1人1,000円くらいの利用料金が必要なので、地味に便利でお得。


出発前にゆったりと過ごせるラウンジサービスは「あると便利」です。

新幹線には「ラウンジ」がないので、待ち時間が発生してしまうとかなり苦痛です。

新幹線の待合室には椅子しかないですからね。


新幹線と飛行機では移動時間そのものの違いだけでなく、待ち時間の長さと待ち時間の過ごし方にも違いがあります。

トータルの移動時間も大事ですが、「どちらがより快適に移動できるか」も大事な判断要素になります。


ラウンジでゆっくり過ごすほうがいいって人もいれば、新幹線で熟睡したいって人もいます。

どれが正解ってこともないので、自分の楽なスタイルで移動できるものを選択したらOKです。


判断基準を整理

空港ラウンジは出発前の時間をゆっくり過ごせる貴重な空間です。

残念ながら新幹線にはそんな空間がありません。


せめて、グリーン車やグランクラスを利用する人にはラウンジサービスあってもいいと思いますけどね。新幹線は乗降者が多いので対応が難しいのかもしれません。


さて、最後に飛行機利用と新幹線利用を判断する基準を整理しておきましょう。

最も大事な判断基準は「所要時間」です。

自宅を出発してから目的地に到着するまでのトータルの所要時間によって判断してください。

  • 所要時間4時間未満→新幹線
  • 所要時間4時間以上→飛行機

また、快適な移動時間であることも大事です。

乗換回数が少ないほうがいいと考える人には新幹線が有利かもしれません。

椅子に座る時間が短いほうがいいと考える人には飛行機が有利かもしれません。

さらに「待ち時間の過ごし方」も含めて「快適な移動となる方」を選んでいくといいでしょう。


あるいは環境負荷を考えて、可能な限り新幹線で移動するのもアリです。

単純に料金で選ぶ人のもアリです。

「4時間の壁」を意識しつつ、自分自身が楽しく快適に移動できる手段を選んでくださいね。