最近知った事です。
知らなかったでは済まないので、一応メモ書きしておこうと思います。
鉄道の乗車券や店舗でのお買い物などでカードを利用する時、暗証番号を入力することも多いですよね。
サインレスなのはいいんですが、暗証番号ってとても大事な情報です。
もし、カードの暗証番号を不正利用されたらどうなってしまうんでしょう。
今回は日常的に利用しているカード暗証番号入力が不正利用されてしまったときに起こる困ったことを書いておきたいと思います。
安全なカード利用のために知っておきたい情報なので、しっかり確認しておきましょう。
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カード暗証番号とは??
アメックスのカードで鉄道の乗車券や航空券の自動発券機を使ったり、病院の精算機を利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
私は有人窓口で決済するほうが好きなので基本的にサインしてますが、いちいち並んで待つのも面倒なのは確かです。
そんな時に自動発券機や精算機でカード決済するとスムーズに支払いができて便利ですよね。
最近はJRの券売機でもアメックスを利用することを覚えたので、みどりの窓口を使わずに積極的に券売機を利用してます。
私にとっては大進歩です。
在来線のきっぷを券売機でカード決済する方法を見つけたのが大きかったですね。
で、そんな券売機や精算機を使った取引で求められるのが「暗証番号」の入力です。
カード暗証番号(PIN)はカード申込時に設定するものではなく、自宅にカードが届いてから設定することになっています。
カード暗証番号の登録方法はこのページに書いてあります。
カードを作って暗証番号登録まで済ませれば、外出先で暗証番号入力による決済が可能になります。
これでサインレスで安全な支払ができるってわけです。
暗証番号が不正利用されたら
カード決済の大きなメリットに安全性が挙げられます。
現金は盗まれたら終了ですが、カードは盗まれても利用されなければ大丈夫です。
盗まれたり紛失した場合は急いでアメックスに連絡してカードの利用を停止してもらわないといけません。
規約上は紛失・盗難によって不正利用された場合はカード会員からアメックスへの紛失・盗難の届け出が受理された日から60日間さかのぼって不正利用分の支払いが免除されることとなっています。
なので、万が一の紛失・盗難でも安心ってわけです。
しかし、決済に暗証番号を入力して不正利用された場合はどうでしょう。
なんと暗証番号を不正利用された場合は、カード会員は支払責任を負うこととなっているのです。
なんで??って思いますよね。
補償してくれたっていいじゃないって思いますよね。
でも、あきらめてください。
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不正利用が補償されない理由
アメックスのホームページを見ると、カードに設定される暗証番号は「めちゃくちゃ重要な情報なので自分で厳重に管理しておくように」と注意を促してあります。
銀行のカードでもクレジットカードでも、暗証番号って財産を守る鍵みたいなもんですから。
誰にでもバレてしまうような番号はダメですよね。
大昔は誕生日と同じ数字でもOKだった暗証番号も最近は簡単すぎる番号は設定できません。
もし免許証とクレジットカードを一緒に紛失して、免許証に書いてある数字から暗証番号を類推されると簡単に不正利用されてしまいます。
カード会社は重要情報として暗証番号管理を厳格に行うよう促しているのに、カード会員の不注意で暗証番号を突破されてしまうと補償してあげないよって決まりにになっているんですよね。
基本的にカード暗証番号は誰にも類推されない複雑で想像を絶する番号を設定するべきなんです。
でも、そんなことしたら忘れちゃいますよね。
カード暗証番号を忘れちゃうからと言って、メモ用紙に書いてカードと一緒に持ち歩いてしまうと意味ありません。
暗証番号というのは実に厄介ですが、本人しかわからない「秘密の番号」を頭の中にインプットして絶対に人に知られないようにするほかないようです。
トラブルに遭遇しないために
アメックスが発行するカードには現在ICチップが搭載されています。
数年前に発行されたカードはICチップ非搭載なので、磁気テープで暗証番号管理が行われています。
ICチップならスキミングにも遭いにくく情報管理が厳重ですが、磁気テープだとあっさりスキミングの被害に遭ってしまいます。
暗証番号などの重要情報を抜き取られたくないって人は、磁気からICチップに変更してもらうことも可能なので相談してみるのもいいでしょう。
ただし、カード更新のタイミングで切り替える場合をのぞいてカード番号が変更になってしまうので面倒な手続きが生じる可能性があります。
アメックスではカード会員の日常的なカード利用を監視して不正利用と思われるものを決済中止にするなど、細かい対応でカード会員の安全な取引を守ってくれています。
最近ではワンタイムパスワードも導入するなど、オンライン決済での安全性向上にも力を入れていますよね。
不正利用に合わないために一番大事なのはカードを管理することです。
暗証番号やセキュリティコードなどの重要情報を大事に管理し、利用明細も定期的に確認し、アメックスが提供する不正防止対策のサービスを活用することで未然防止が図れます。
そして、万が一不正利用に遭っても異変に気が付きいて対応することができます。
被害に遭わないように自己管理することと、万が一の際の対応を想定しておくこと。
この2つを意識すればセキュリティ対策に優れたアメックスはあらゆる場所で便利な決済ツールとなるでしょう。
不正利用の被害に遭ってもいいことは何もありません。
被害に遭わないためにできることを地道にやっていくしかありませんね。