エディション虎ノ門【ハイエンドカルチャーを纏うホテル】

旅行にまつわる話
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昨年開業してから今に至るまでラウンジの雰囲気と音楽が好きで、たびたびここに通っていたのですが、とあるきっかけで初めて宿泊することになりました。

伝説のホテリエでありクラブカルチャーの体現者でもあるイアンシュレーガーとご存知、建築家隈研吾がタッグを組んだニューヨーク発、最新のホテルブランドです。


お二人とも隈さんのニューヨーク時代から数十年来の友人だそうで、インテリアからもその絶妙なコラボレーションの息の合わせ方がうかがえます。

本日は部屋での仕事の予定も入っており、午前中からチェックインすることになりました。


亜熱帯の社交場

もはやエディションの代名詞ともとれる、鬱蒼としたジャングルとモダンデザインがミックスされた唯一無二のラウンジです。

オーナメントの配置のひとつひとつに至るまで、ニューヨークのデザイナーがリモートでディレクションしてるとのことです。


ところどころに見える象徴的なオーブは世界中のエディション共通のシンボルだそう。

たしかにロンドンのイメージ中央にも銀色のそれが浮かんでますね。


そしてこのラウンジのもう一つの醍醐味はエディション専属サウンドチームの選曲による音楽で、日ごと異なるコンセプトのクラブミュージックが、空間に彩りを添えています。


部屋へ

到着したのはまだ朝の10時で、ロビー隣のブルールームでは昨晩泊まられた人達が朝食をとられてました。


チェックインをして部屋へ向かいます。

このホテルにおいて、ここから先は未知のブランド世界です。


廊下やエレベーターといった何気ない空間をとってみても、どこまでもシンプルながら色気のある空間です。


隈さんのモダンとイアン氏のクラブカルチャーが融合した、ハイエンドファッションを匂わせる凛とした雰囲気が、ホテル内を通してただよっています。


さて、お部屋につきました。

徹底したシンプルさと温かみの感じられるデザインです。

精巧で綿密なつくりによってできあがる、和ともモダンともとれるオフホワイトの落ち着いた空間です。


大きなコーリアンの洗面台の中央にシンクがひとつ、とても象徴的でシンプルな構成です。


オシャレにサスティナブル

アメニティは包装が紙で歯ブラシやカードキーも竹製、ミネラルウォーターもオリジナルの紙パックと、サスティナビリティを積極的にファッションとして取り入れる姿勢がみてとれます。


シャンプーなどのアメニティはロビーのフレグランスと同じくル・ラボ特注の心地よい香りがしました。


3メートルにわたるシンプルな長机はデザイン性だけでなく、じつに使い勝手がよくモノを無造作に広げても格好よくおさまります。まさに建築家の面目躍如ですね。


ポーションに凝縮された味わい

お部屋チェックを堪能したあとは、ラウンジ奥にあるブルールームでランチをいただきます。


コースはカルパッチョとポーク、イチゴのデザートとリーズナブルながら十分レベルが高く満足のいく内容でした。


モノリスとプール

一度部屋に戻り、ホテルオリジナルの手の込んだバスローブをまとってスパに向かいます。

コンパクトながらロッカールームにいたるまで妥協しない精巧なつくりです。


青いビームライトに照らされた荘厳なプールがモノリシックな背景とともにむかえてくれます。


トレーニングルームも充実の空間と最新鋭の機材です。


束の間の悦楽

夜はインルームダイニングで和牛バーガーとディープフライポテトを頼みます。


一見小ぶりながらしっかりとした食べ応えと牛の旨みです。

さすがに分厚くて、ナイフ・ホークでいただくことになりましたが。


彷徨のジャングル

夜のラウンジを散歩します。


人気もなく、鬱蒼とした植物の影とキャンドルライトのみが空間に佇んでいました。


植物と照明、緑色のオーブに彩られた湿度ある空間が、ただそこにあります。


そして客室内で仕事をいくつか済ませたあと湯舟につかったのち、眠りについてしまいました。


目覚めのフレンチトースト

起きてしばらく身支度を済ませたあと、ふたたびブルールームでの朝食に向かいます。


この隅の特等席はいつもは先客がいるのですが、今日は朝の東京タワーを望むことができました。


ブルールーム内で気に入った席についたあと、メニューに目を通します。


パンプキンのクリームがのったフレンチトーストをリコメンドしてもらい、いただくことにしました。

しっとりした絶妙な舌ざわりと甘さです。


ジャムは高級ジュースで有名なアラン・ミリアのものでした。

最近置いてあるホテルが増えたようですね。


ホテル・アズ・クリエーション

昼前にチェックアウトをすませ、ロビーを後にします。


一階の象徴的な黒石張りのホールを抜けると、日常の世界へと帰ります。


ラウンジフロアにはレストランJADE、一階エントランス隣にはGOLD BAR がオープンを控えてるとのこと。


ここまで徹底したブランド世界を味わうと、もはやファッションと空間の境目さえなくなっていきそうです。

銀座のオープンも含め、今後も世界中に広がるエディション・シリーズが楽しみです。



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この記事を書いた人
深尾紀彦

ステイ・アート代表
ホテルを中心に様々なアートプロジェクトやコンテンツ制作をおこなっています。
一級建築士でホテル・リゾート企画設計、デザイン等も行います。
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twitter ⇒ @noristay1
Gmail ⇒ norihiko.fukao@gmail.com

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