格安旅行会社の登場で海外旅行も手軽なレジャーになっていますね。
韓国や台湾など、場所によっては国内旅行よりもずっと手軽な金額で楽しめますから、学生のうちにお小遣いを貯めて海外に出かけておこうという人もたくさんいる時代です。
若いうちに世界を知ることってとても大事な気がします!
若いうちにいろいろ経験しておけば柔軟な考え方で物事をとらえることが出来るようになります。
日本はアジアの端っこの小さい国。
その国しか知らないなんてもったいないことなんですよね。
海外の様子を知れば「日本がどれだけ豊かで平和な国なのか」を思い知るかもしれません。
もしかしたら、日本が一番いいところだと感じるかもしれません。
ひょっとしたら、楽園のような国を見つけてしまい日本に帰りたくなくなるかもしれません。
どんな感想を持ったとしても、海外を知れば確実に経験値が上がりますね。
時間と若干のお金がある人は、ぜひ海外にも出かけてみてください。
今回は海外に出かけるときに格安旅行を使うのはやめたほうがいいよって話です。
無駄に高い旅行を計画する必要はありませんが、妙に安すぎるのはリスクです。お金がなくても、「ケチっていいところとケチってはいけないところ」の区別はつけておきましょう!
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「格安」だけが売りの旅行会社を利用してはいけない
私はいままで一度も格安航空(LCC)や格安旅行会社を利用したことがありません。
理由はいたってシンプルです。
「安い=何かが劣る」
格安航空なら座席が狭く機内サービスも最小限で手荷物も制限が厳しいですよね。
格安旅行会社ならホテルのランクはそこそこでも、対象日が限られていたり提供されるサービスに差が生じてくるでしょう。あるいは、別途料金を支払うことでサービスを追加できるようになっているかもしれません。
なんでもそうですが、物には定価があります。
購入希望者がたくさんいれば定価より高くても売れます。
逆に購入希望者が少なければ定価より安くなければ売れません。
閑散期であれば飛行機もホテルも暇ですから、安く提供できたりしますね。
でも、土日祝日など繁忙な時に安くするとなると、サービスの質を下げなければ合わないってことですね。
サービスのレベルと価格は比例する
たとえばホテルのレストランで提供されるステーキと、ファミレスで提供されるステーキ。
全く違いますよね。見た目は焼いた肉なので、茶色いですが。
肉の質も焼き方も雰囲気も、天と地ほど違います。
たとえば紳士服チェーンの既成品のスーツと、オーダーメードのスーツ。
全く違いますよね。見た目はスーツの体裁ですが。
生地の質も縫い方も芯地も、決定的に違います。
品質が違えば、当然値段も異なります。
商品やサービスは基本的に「品質と価格が比例」します。
価格を重視するなら品質はあきらめること
値段を決めてかかるのは節約の第一歩です。なので、すべての局面で値段ありきを否定するものではありません。
しかし、値段が下がると品質も下がることを十分理解しておかなければいけないのです。
最近値段が下がっても品質は下がらないと思い込んでる人も一部いるようで、「格安〇〇」を利用しつつサービスが悪いと怒ったりしてるとか。
格安なんだからサービス悪いのは当たり前です。
ケチったんだからそれなりのサービスで我慢しましょう。
物には適正価格があります。
企業は慈善事業ではありませんから、事業を成り立たせるためには利益を確保できる範囲で品質と価格のバランスを取るのが基本です。お金を払わないのならサービスを求めることはできません。
価格が安ければサービスが悪くても怒れない
サービスが悪いと怒らないために、「値段が安い=品質が下がる」という事情を十分理解しておきましょう。
たまに投げ売り状態でいいものが安く市場に出回ることがありますが、そんなのは例外です。
アウトレットモールが全国にできていますが、売られている商品が全て規格外品なわけがありません。
どんだけ不良品が発生したんだって話です。
アウトレット用に作られた「廉価版商品」が最初から大量に企画されているのです。
旅行だってこれと同じですよ。
ホテルも空室にするくらいなら安く宿泊させたほうがいいに決まっています。
飛行機もガラガラで飛ばすくらいなら、安く乗せたほうがいいに決まっています。
安くする代わりに通常のサービスよりも若干制約が付いているのです。
こうした事情をあらかじめ十分理解して、「自分が求めるサービスのレベル」が満たされていれば利用価値があるのではないでしょうか。
そして、あくまでも廉価版であることを前提に利用すればサービスが悪いと怒る理由もないのです。
フルサービスを求めるなら、フルサービスにふさわしい料金を支払いましょう。
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格安旅行会社は破たんリスクもある
安いものには理由があるというのは十分理解できたでしょうか。
人件費がかからないのか、材料費が安いのか、在庫品を整理するのか、あるいは赤字覚悟で値引きしているのか、理由は様々ですが値段がサービス内容に影響してくることは間違いありません。
しかし、低価格で利用できるものがすべて悪いとは言いません。
営業戦略としてきっちり計算したうえでの価格設定なら消費者にとっても事業者にとってもいいことですよね。
旅行業界の価格競争も限界では??
ただ、旅行事業について考えれば、需給バランスは悪化しているようです。
空室のホテルを大量に確保して宿泊単価を抑えたり、搭乗率の低い飛行機を抑えたりして低価格な旅行プランを作るわけですが、なかなか空きがないようです。
格安ブームのせいもあり多くの同業が競合し、価格競争は相当激しくなっています。
過度な価格競争は企業の健全な事業継続にとってはマイナスでしかありませんから、当然無理な経営が続き最悪の場合は破たんに追い込まれてしまう旅行会社も出てしまいます。
旅行の手配は大手旅行会社が安心
旅行に出かける前や旅行中に旅行会社が破たんしたら宿泊できなかったり、帰りの飛行機に乗れなかったりと大混乱に陥ります。
てるみくらぶの破たん時には多くの旅行者が困っていました。
でも価格に魅了されて契約したのは利用者自身ですから、そのあたりのリスクも多少は考えておくべきだったのは言うまでもありません。
旅行会社があてにならないときでも、クレジットカード会社にホテルや代替の飛行機手配を依頼することだってできます。
お金を払ってリスクに備えておけば多少のことは乗り切れるのです。
JTBや日本旅行やJALパックなら、そんなことにはならないでしょう。
なったとしても全力で救済してくれるでしょう。
企業の看板と歴史が違います。
資本力も違います。
サービスだけでなく信用力と安心感が価格の差だということが浮き彫りになったのではないかと思います。
海外旅行はJALパックなら安心感が段違い
私が旅行を計画するときに実践しているのは、「信頼のおける有名な旅行会社に依頼する」ことです。
誰もが一度は聞いたことのある旅行会社ならトラブル発生リスクは低いでしょうし、万一の時もサポートしてくれることでしょう。
間違っても「臨時休業」なんてことにはなりません。
よく宿泊するホテルにはいつも直接電話して予約を取っています。
これが一番確実です。
何回も利用していればいろいろとお気づかいもいただけたりするので、ネット予約で価格を安く抑えようなんて考えたこともありません。
ただ、自分のホームエリアから遠く離れたところに行く場合はそうもいかないですよね。
そんな時は「JALパック」を利用します。
一度は聞いたことがある「JALパック」はJALの子会社である株式会社JALパックが提供するパッケージツアーの名称です。
国内外への航空券とホテルがセットになったパッケージツアーをJALの子会社が提供するので、「航空券の発券ができない」という間違いが生じるはずがありません。
もし万が一手違いがあったとしても、JALグループとして相応の対応をしてくれるでしょう。
新幹線とホテルがセットになったパッケージツアーならJTBや日本旅行を選択しますし、ホテルだけを予約するなら【 Relux 】やエクスペディアを選択します。
「格安」に比べれば「高額」な旅行になるかもしれませんが、旅行に出かける時にはトラブルに巻き込まれたくないですし、万一の際はしっかり対応してもらいたいですよね。
【 Relux 】やJALダイナミックパッケージ
なら信頼のおける会社が責任を持って運営しているので、なんの不安もなく旅行に出かけられるのではないでしょうか。
旅行の予約を早めに行えばお得な価格で利用できるのもいいところです。
タイムセールを実施していることもあります。行きたいところがたまたまタイムセールになっていれば即予約してもいいくらいお得だったりしますよ!
まとめ
「格安」には必ず理由があります。必ず何らかのコストをカットしています。
たとえば、
利用する航空会社は安全性が高いでしょうか??
宿泊するホテルのサービスは問題ないでしょうか??
万が一のトラブル時にサポートしてくれる体制はあるでしょうか??
こうしたサービス内容や補償の違いもチェックしておくことで安心が生まれます。
とにかく価格重視で探すと思わぬところでコストカットの影響を受ける可能性があるよってことです。
しっかりとした経営状態の大手旅行会社を中心にツアーを探せば、国内旅行も海外旅行も魅力的なものがたくさんあります。
「信頼と安心を買う」と思えば、多少の高くても納得のできるんじゃないでしょうか。
次の旅はJALダイナミックパッケージを利用して楽しく思い出に残る旅にしてみませんか??