飛行機雲=排気ガスと誤解しないために知っておきたい飛行機雲の原理

知っておいても損しない雑学
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こんにちは、じゅの(@platinum_2015)です。

お天気のいい日が続いたゴールデンウィークもそろそろ終わろうとしています。素敵な休暇が過ごせたでしょうか。久しぶりに子どもと触れ合ったというお父さんもたくさんいらっしゃることでしょうね。

恐怖の質問「どうして飛行機雲ができるのぉ?」

天気のいい日に空を見上げると、いくつも飛行機雲が浮かんでることがあります。子どもたちが見つけたら、「あ、飛行機雲!!」と喜んだりします。そして、たまに子どもたちが繰り出してくる恐怖の質問が、「どうして飛行機雲ができるのぉ?」です。

恐ろしいですね。子どもの好奇心は大人たちが気にも留めないことすら疑問としてぶつけてくれます。大人としてはしっかりと回答して、子どもたちに知ることの楽しみや喜びを伝えてあげたいところです。

もちろん大人としては、「飛行機のエンジンの煙だよぉ」などと適当な返事をするわけにはいきません。子どもたちに正しい科学の知識を提供する返事が必要です。

飛行機雲の原理

そもそも飛行機雲は雲なのか

飛行機雲は飛行機が空を飛んで行ったときにできる「雲」です。ちゃんとした「雲」です。雲は水蒸気を含んだ空気が冷やされ、空気中に漂うホコリやチリに水分が付着することで生まれる水の粒(氷の粒)が集まってできています。

どうやって飛行機雲はできるのか

寒い冬の朝に息を吐くと、白くなりますよね?あれも飛行機雲の発生と同じ原理です。飛行機が飛んでいる高度1万メートル付近は氷点下40度の超低温。そこで飛行機はジェットエンジンを噴射しながら飛んでいます。エンジンの後方から排出される排気ガスにも水分は含まれており、この水分が急激に冷やされて飛行機雲が発生するのです。

また、翼付近の圧力が急旋回などで急激に低下することでも飛行機雲が発生します。どちらの場合も空気中に含まれる水蒸気量の限界を超えてしまった場合に、空気中のホコリやチリに水分が付着して雲が発生します。

ヘリコプターでは飛行機雲はできないのか

これはできないです。ヘリコプターは飛行機のように高いところを飛びません。そのため排気ガスが急激に冷やされて雲が発生するようなことはないといえます。ただ、レアケースですが、尾翼のプロペラが回転することで気圧が低下して飛行機雲を生じることがあるようです。ただ、ヘリコプターでは一般的にイメージする空に長く横たわる飛行機雲は発生しません。

まとめ

天気のいい日に空を見上げて、ふと思った疑問。

「飛行機雲はどうしてできるんだろう。」

改めて考えても原理を知らずに大人になっていました。世の中の何気ないことを「どうして?」と素直に聞けた子どもの頃、どれだけの大人がしっかりと答えてくれたでしょうか。

子どもの疑問には、夢のある答えを出してあげることも大切です。でも、大人がしっかりと受け止めて答えてあげなければいけないことに変わりないのです。

原理原則ばかりでユーモアがないのはいけません。しかし、原理原則をしっかり理解して子どもの夢や希望を広げてあげる「大人な答え」を出してあげられたら、すてきじゃないですか?

「どうして飛行機雲ができるのぉ?」

「それはね、飛行機の排気ガスの水分が寒い空で冷やされるからだよ。ヘリコプターでも飛行機雲ができると思う?」

とかね。

一つの疑問をそれっきりで終わらせない。これが探究心。探究心が大事だと教えてあげられる大人になりたいものです。