【要注意】マイルは貯まるけど損するお金の使い方

カードを活用するための知識
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マイルを貯めるのに全力投球の人がいます。

クレジットカードや電子マネー、ポイントサイトなどを活用して少しでも多くのマイルを獲得する方法を考えるのは大変なことです。


1年間に数十万マイルも貯めている人もいるので、工夫次第で大量のマイルを獲得することだって夢ではないんですね。

そんな人々の努力には、頭が下がります。


マイルがあれば特典航空券を利用して何度も海外旅行に出かけることもできます。

無料で飛行機に乗れたらものすごくお得ですね。

わたしも、全力投球しようかしら。←のび太風


しかし、マイルを貯めることを最優先にしていると「肝心なこと」を忘れてしまいます。


今回はマイルを貯めることの魅力は認めつつ、絶対に忘れてはいけない「当たり前の話」をしてみたいと思います。

「そんなこと言われんでもわかっとるわ!」と怒られそうですが、「自分への戒め」という意味でメモ程度に。

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マイルを貯める理由は「節約」

人はなぜマイルを貯めるのでしょうか。

おそらく、多くのマイラーは「マイルを貯めて特典航空券に交換するため」と答えるでしょう。


では、なぜ特典航空券に交換するのでしょうか。

おそらく、多くのマイラーは「特典航空券で飛行機に乗れば旅費が節約できる」と答えるでしょう。


飛行機を利用すると便利ですが、旅費はそれなりに必要です。

その負担をちょっとでも軽くするために、マイルを貯めて特典航空券を利用したいと考えるわけですね。


つまり、「マイルを貯める人は、お金を節約したい」てことです。

国内線にしても、国際線にしてもタダで乗れたら旅費はかかりません。

マイルで飛行機に乗れば、旅行代の中でも大きな割合を占めている「交通費」をかなり節約できます。

浮いたお金を違うことに利用すれば、少ない予算で充実した旅をつくることもできるのでお得ですね。


さて、マイルを貯める理由は判明しました。

しかし、マイルを貯めると本当に節約になっているのでしょうか。

わたしもマイルを利用していますが、「マイルを貯めること」に必死に取り組んでいるわけではありません。

どちらかというと、無理のない範囲でゆるーく貯めています。

というのも、「大量マイルを貯めること」が目的になると必ずしも節約につながらないんじゃないかと思うようになりました。

ここからは、そのあたりのお話を。


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「マイルを貯める」より「現金を貯める」ほうが得する

マイルを貯めることはいいことです。

少しでも多くのマイルを集めて、お得に空の旅を楽しみたいものですよね。


マイルのいいところは「一度に大量のマイルを利用すると1マイル当たりの価値が跳ね上がる点」です。

国内線で使うと必要マイルは少ないですが、1マイル当たりの価値も小さくなります。

国際線で使うと必要マイルが多くなりますが、1マイル当たりの価値は大きくなります。

海外旅行で使ったほうがお得度が高いってことです。


大量マイルを持っている人が得をする仕組みなので、「とにかく大量マイルを貯めたい」とマイルを貯めることに熱中してしまう人も現れます。


こういう人って危ういですね。

マイルを大量に貯めたいと考える人ほど陥りやすいのが「マイルを使った販売促進」です。

「大量マイルを手に入れたい」と考えている時点でマイルを使った販売促進に乗せられているかもしれません。


飛行機に乗って大量マイルをもらうには

マイルを貯めるには飛行機に乗るのがもっとも効率的です。

出張族はまったくお金を払わないのにマイルだけ貯まっていくという、夢のような状態なのでマイルをガツガツ貯めようとしても損することはありません。

自腹を切らないでいいって最高ですね。


一方、旅行で飛行機に乗る人は自分のお金を払っています。

航空券を買えばマイルが付与されます。

高い航空券を買えば、より多くのマイルがもらえるようになっていますよね。


航空会社のマイレージサービスは払った金額に応じてマイル積算率が変わります。

ビジネスクラスやファーストクラスに乗る人、割引運賃を使わない人などは同じ区間を飛んでもマイルがたくさんもらえるようになっているんですね。


飛行機でマイルを稼ぐには、高い料金で長い区間を利用するのがもっとも効率がいいのです。

しかし、わざわざ高い料金を支払ってマイルを多く獲得しようとする人はあまりいません。

なぜでしょう??


それは航空券の場合は「明らかに値段が高いとわかるから」です。

国内線の特便割引と普通運賃で比較しても、2倍以上の料金差がありますよね。

いくらマイルの積算率が高くても、料金が高すぎると交通費を節約することなんてできません。


日常生活でマイルをもらうには

航空券なら料金が高いか安いかわかりやすいので、わざわざ高い運賃を選んで買う人は少ないでしょう。


しかし、日常のお買い物では航空券のように都度値段を比較することはありません。

コンビニで飲み物を買う時も、スーパーでお肉を買う時も、その都度値段の比較なんてしませんよね。


しかし、こうした「価格の差」は損をしてしまう要素です。


マイルを貯めている人は電子マネーやクレジットカード支払が基本。

わたしも普段から少額の買い物でもアメックスやJALカードで支払います。


電子マネーやクレジットカードを使うとポイントやマイルが付与されます。

このポイントやマイルを毎日コツコツと集めると地味に貯まっていくんですよね。


では、コンビニで140円の飲み物が、隣のスーパーでは100円で売られているとします。

あなたはどちらで飲み物を買いますか??


100円につき1マイル付与のカードを利用した場合、どちらで買っても1マイル貯まります。

コンビニで買った場合は1マイル獲得するのに140円、スーパーで買った場合は1マイル獲得するのに100円の支出が発生したということです。

同じ1マイルを獲得するのにかかった料金に40円もの差があるんですね。


コンビニは便利のいいところにあるので、つい立ち寄ってしまいがちです。

とても便利がいいですが、販売価格は定価です。

いくらマイルが貯まると言っても、コンビニで買い物するのは割高だということを頭に入れておかないといけませんね。


マイルは消費の副産物程度に考える

日常生活で必要な買い物は購入金額を抑えられるように工夫して、手元のお金を残すことを最優先で考えるべきです。

そうしないとお金がなくなるでしょう。


料金の高い航空券をわざわざ買わないのと同じように、日常生活でも値段を重視して物を買うほうがいいのです。

マイルだけではなく、Tポイントやdポイント・楽天ポイントなども同様です。


「同じものを手に入れるなら、より低いコストで。」

それが基本ですね。


マイルをたくさん貯めている人よりも、現金をたくさん貯めている人のほうが強いのです。

マイルが貯まるからお得だと思い込んでいると、どんな使い道にも対応できる現金を少しずつ失っていくことになります。


1マイルを獲得するのにどれくらいのコストが必要だったか振り返り、なるべく低コストでマイルを貯めることを考えましょう。

あくまでもマイルはお買い物などの消費に伴って発生する「副産物」だということを忘れてはいけません。