今回は保守的な私には珍しく、昔から言い聞かせられた「財布を買うタイミング」についての迷信を批判してみたいと思います。
縁起物である財布をもっとも良いタイミングで買いたいって気持ちは誰だって同じです。
しかし、単なる迷信のせいでせっかくの運命的なお財布との出会いを棒に振っては意味がありません。
そこで今回は私の独断と偏見で、どんな季節でも「財布を買う絶好の機会だ!」と納得しやすいお話をしてみたいと思います。
買いたいって衝動が抑えられないのは仕方がありません。
あとは自分を納得させるために「変な迷信」の呪縛から解放させるだけです。
今回の記事が迷信に悩まされる人の救いになれば幸いです。
財布を買うなと言われる「秋」
年配の人が「秋」は財布を買うなっていいませんか??
んなこと言ったって財布が必要なら買うしかないんです。
でも、変なごろ合わせを駆使して反対してくるから困ったもんです。
デパートでもネットショップでも年がら年中財布を売っていますし、実際に買っている人がいるんです。
なので、変なごろ合わせに気を使い過ぎて「良い財布」を買い損ねてしまうほうが損です。何事も前向きにとらえて行動に移した人が得をするのです。
秋に財布を買ってはいけない理由
「秋」をどう読むかしってますか??
「あき」ですね。
この読み方がダメなんですって。確かに、「あき」って読み方だと「空き」に通じますから、財布の中身がすっからかんな印象を与えます。
昔の人はよく考えるもんですね。
秋に買う財布は「空き財布」だから縁起が悪いって理屈。そんな季節に買ったらダメですよ!!って言われてるんですね。
しかし、私はあんまり気にしません。
「秋」から連想するものって他にもたくさんあるでしょうに。
財布を買えばいいと言われる「春」
春はなぜかいろんなことが前向きに語られる季節です。
財布の購入も同様で、春に買う財布は縁起がいいと言われます。
春に財布買えばお金持ちになれるっていうなら、みんな春にしか財布買わないですよね。
春に買えば縁起がいいっていうのも基本はごろ合わせです。
一応お正月の初売り以降に買う財布なら新春ってこともあり「春に買う財布」って言えるみたいですが、1月や2月なんか真冬ですよ。
あんな寒い時期に買った財布だと懐が凍てつくわって発想にはならないようです。
春に財布を買うべき理由
「春」をどう読むかしってますか??
「はる」ですね。
この読み方が最高なんですって。「はる」って読み方だと「張る」に通じますから、財布の中身がパンパンに膨らんだ印象を与えます。
春に買う財布は「張る財布」だから縁起が良いって理屈。
財布を買うなら春じゃないとダメだ!!
現金がたくさん入ってるから「張る財布」ならいいですが、レシートがいっぱい入った「張る財布」ならお金たまらないですよー!
ま、ごろ合わせなんで心の拠り所にするくらいなら別に問題ないんです。
春財布は前向きな発想ですからね。
秋も夏も冬も財布を買いやすい理屈を考えてみた
春と秋だけが財布を買う時期として話題になりがちですが、夏や冬に買ったらどうなんだと思いませんか??
夏に財布を失くしてしまったら、買い換えないと困ります。
冬に財布が破損したら、買い換えないと困ります。
せっかくなんで、季節を問わず気持ちよく財布を買えるごろ合わせや屁理屈をこねてみようと思います。
夏に財布を買いたい場合のゲン担ぎ
夏は暑苦しいので変な理屈をこねると嫌われてしまいそうですが、財布を気持ちよく買いたい人のために一生懸命考えます。
大体5月から8月くらいですね。
夏は強い日差しのせいで肌は黒く日焼けして、気温はぐんぐん上昇。
そこに注目です。
夏は「暑い」は「厚い」に通じるから財布がお金で厚くなる!
夏は「黒くなる」から財政も「黒くなる」!
夏に買う財布には「お金がたくさん入って厚くなり収支も黒になる」という最強の縁起物っぽい理屈が完成しました。
秋に財布を買いたい場合のゲン担ぎ
秋は美味しいものがいっぱいで過ごしやすい季節ですね。
大体9月から11月くらいですね。
私は秋が一番いい季節だと思ってますが、財布にとっても良い季節になってほしいものです。
「秋」が「空き」に通じるなんて発想はやめにして、美味しいものがたくさん収穫される季節そのものに注目しましょう。
「実りの秋」ですね。
お金にまつわることも努力が実を結び、たくさんのお金に恵まれる「実り財布」を買うことができます。
実はこの説明、高島屋で言われました。
「なるほど」ってなりました。
こんな風に考えれば秋に財布を買うことが前向きになりますよね!
冬に財布を買いたい場合のゲン担ぎ
冬ってどうなんでしょう。
12月を乗り切れば1月からは新春の春財布だと言い張れるので、クリスマスに財布を買ってプレゼントするって人限定ですかね。
寒い時期なんで全然イメージがわかないですが、無理やり考えます。
えーっと。
うーんっと。
「寒いから雪が降る」
「ゆきがふる」
「ゆきちがふる」
「諭吉がフル」
これで許してください。
12月の間だけなんでこんな無理やりで許してください。
財布の中に諭吉がフルに入ったら相当な金額ですよ!!
想像したらニヤニヤしてしまいます。なかなか縁起よさそうじゃないですか??
まとめ
財布を買うタイミングは人それぞれです。
風水では春と秋が財布を買うには良い時期とされています。
しかし、細かいことばっかり言っても「必要なもの」は早く買わないといけません。
自分自身で必要だと思う時が「最良の日」と考えれば、縁起がいいとか悪いとか考える必要もありません。
財布はあくまでも道具です。
新調するときには気分も新たにして、お金に恵まれたいと思うものです。
お金に恵まれるうえで最も大切なのは、お金の流れを止めずに前向きにチャンスをつかみに行く姿勢です。
必要なものには必要なだけお金を使い、そのお金が大きくなって帰ってくるように努力を惜しまない姿勢が大事です。
財布を買う時に「単なる迷信」に心惑わされてしまうのではなく、千載一隅の好機と捉えて行動に移すのも立派な前向き姿勢です。
どんな時も前向きに。
つまるところ、季節を問わず巡り合えた日が好機だってお話でした。