クルーズのすすめ【MSC DIVINAヨットクラブ・カリブ海クルーズ前編】

旅行にまつわる話
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世の中で最も優雅な旅は船旅だと思います。

飛行機や鉄道を使えばすぐに移動できる時代であっても、船旅への憧れは尽きることがありません。

今回は巨大客船によるカリブ海クルーズのようすをお届けしたいと思います。


美しい船の旅の記憶をみなさんとシェアできれば幸いです。

クルーズの醍醐味

「クルーズ=ぜいたくで手の届かない旅」だと思っていませんか?

上手に船を選べば目的や予算・日程などの希望に合ったクルーズを見つけることができます。

2泊3日の短い船旅から長いものだと1年かけて世界一周する船旅もあります。


クルーズの醍醐味はなんと言っても『寝て起きたら次の寄港地へ着くこと』です。

美しい景色を楽しみ、船内で楽しい時間を過ごし、快適な睡眠から目覚めれば新しい土地にたどり着きます。


船と寄港地

今回ご紹介するのはMSC DIVINAというソフィア・ローレンをイメージして造られたイタリア籍の船。

139,072トン・乗客定員4,345人・クルー1,388人・全長333M・2012年就航の巨大な船です。

MSCには沢山の船がありますが、DIVINAは主にカリブ海を航行しています。


アメリカのマイアミから出航→飛行機ファンが憧れるセントマーチン島のフィリップスバーグ→プエルトリコのサンファン→バハマのナッソーに寄港します。

dockedと書いてあるのは港に着岸することで、tenderなら少し沖に停泊してテンダーボートに乗り換えて上陸します。


MSCヨットクラブとは

MSCはカジュアル船。

ロイヤルカリビアンやコスタ・ノルウェージャンなども同じくカジュアル船。


その上のランクはプレミアム船でセレブリティやプリンセスクルーズ、ラグジュアリー船にはクイーンエリザベス号を持つキュナードやシーボーンなどがあります。


私がMSCを選んだ一番の理由は、ヨットクラブというホテルに例えるならばクラブルームのようなカテゴリーがあるからです。

ただ単に専用ラウンジやフロアがあるだけではなく、24時間専用バトラーが付き、専用レストランに専用プールまであるので同じ船の中でも別格の旅をすることができます。


寄港地で下船するのは優先、エレベーターも部屋のカードをかざせば他を飛ばしてすぐに来ます。

何千人もの乗客がいる中で、待ったり並んだりする必要はなくクルーズを楽しむことができ、言わば『洋上のラグジュアリーリゾート』なのです。

大人2人・18歳以下の子供1人(エキストラベッドは使用可)でトータル費用(クルーズのみ)は7泊で60~70万円程ですが食事代と飲み物代は含まれています。


冬にはカリブに人が集まるので料金も高くなり、特にホリデーシーズンの予約は1年前から埋まります。

逆に早期に予約するとお得に乗ることができます。

18歳以下の子供は無料(ポートチャージは必要)で、クルーズにもよりますが5~10%のリピーター割引があります。


day1.マイアミから乗船

乗船時のチェックインには飛行機のセキュリティ待ちのような長い列ができますが、ヨットクラブならそんなことは一切ありません。


荷物を預けたら乗船時間までは専用の待機場所でウェルカムドリンクを愉しめます。

港にもよりますが、マイアミでは仮のラウンジのようなところで待ちました。

そして専用エレベーターに乗って15階のヨットクラブエリアへ。


トップセイルラウンジ

気品溢れるヨットクラブは15階と16階に位置します。

この眩い階段もヨットクラブ専用です。

こちらでバトラーと対面してチェックインをします。

15階にレセプションもあり、エクスカーションの申し込みはここでします。


私たちの専属バトラーはインドネシア出身の夫婦で乗船しているPUTUさん。

とてもチャーミングで細かな気配りのできる女性でした。


船の先頭に位置した眺めの良いトップセイルラウンジでは、いつでも飲み物や軽いおつまみをいただけます。アフターヌーンティーのサービスもあり、朝食もここで食べることができます。


マイアミの港を眺めながら大好きなシャンパンを飲んで気分は高揚します。

本当に居心地の良いラウンジで、観光から戻った際のコーヒーや食事の前のアペリティフを飲みに頻繁に利用しました。

しばらくシャンパンを楽しんだあと、お部屋へ案内されました。


YACHT CLUB DELUX SUITE

専用エリアなのでカードキーがないと入れません。


16034号室 YACHT CLUB DELUX SUITE というカテゴリーのバルコニー付きの客室は、デ・ジョリオ・インターナショナル社が手掛けたスイートで、ここが洋上とは思えないほど快適で落ち着いたインテリアで纏められています。


新造船のヨットクラブでは、バルコニーのないリーズナブルな客室もあるようです。

部屋の外にいてもゆったり過ごすことのできるヨットクラブなら、それも良い選択だと思います。

このソファはエクストラベッドになります。


テレビの横にはスティルとガスのお水。氷は毎日2回補充されます。

下には冷蔵庫があり全て無料です。


もちろんウェルカムシャンパンとフルーツも用意されています。


たくさんのドレスコードがありますが、ドレッサーがあるので切替えも楽です。

ドライヤーはバスルームではなくこちらで使ようになっています。


温度・湯量ともに十分なシャワーとバスタブ。

洗面台のトップは大理石で設えてあります。


狭いバスルームの中には工夫して棚が設けてあるので沢山物を置けて使いやすいです。

アメニティはmedというMSCオリジナルのもので、船内にも漂うとても上品な香り。

私の自宅玄関にもディフューザーを置いています。


フォーマルナイトが2回あるのでとにかく荷物が多いのですが、ウォークインクローゼットがあるので余裕で収まります。

着物はたとう紙に入れたまま一番上に置きました。


船内のインターネットですが、初めに支払いをして決まった容量まで通信できます。

出航して陸から離れると電波が入りにくくなりますが十分でした。


専用レストラン『レ・ムーセ』でランチ

一般キャビンの朝食と昼食はブッフェでディナーは2部制です。

ヨットクラブでは3食ともにこちらの専用レストランを利用可能で、営業時間内ならばいつでもゆっくりと食事を愉しむことができます。


さっそくランチをいただきました。
ジェットラグの酷い息子が横になれるようにソファのあるこのテーブルが固定となりました。


船の食事とは思えないほど美味しいです。特にイタリアンは絶品です。

毎日変わるメニューと、いつでもオーダーできるスタンダードなサラダやステーキなどもあります。


ランチを楽しんだ後は避難訓練がありました。

出航する前に必ず全員が参加しなければいけませんが、これも船旅ならではの体験です。


ディナーとナイト・キャップ

これは初日のディナーの一部です。

たくさんのメニューから選択することができます。

レストランは「レ・ムーセ」の他に有料のレストランもあります。

ガラナイトやイタリアンナイトでは有料レストランのメニューの一部を味わうことができます。


毎回同じウェイターが付いてくれるので、2日目からは何も言わずとも好みのお酒を出してくれたり子供に気を遣ってくれ、素晴らしいホスピタリティを感じました。


もちろんキッズメニューもありますが、だいたいこの時間に息子はソファで寝ていたので後からブッフェに連れていって好きなものを少しずつ食べさせていました。


お部屋に戻るとターンダウンされてタキシードチョコが置かれていました。


前回の乗船時には息子がまだ2歳で寝る前にミルクを飲んでいたのですが、一度頼んだだけで次の日からは何も言わなくても夜にはお湯を用意してくれました。

バトラーは細かい気配りが効きます。


そして私は夜な夜な一人でトップセイルラウンジへ行ってお酒をピアノの生演奏とともに愉しみました。


だいたいモヒート、たまにブルーハワイ。


船内新聞

夜には必ず船内新聞が置いてあります。

明日の寄港地情報&エクスカーション情報とお天気、ディナーのドレスコードや船内施設の営業時間などがぎっしりと4ページ程に書かれています。

前回乗った地中海クルーズでは日本人客がある程度いるので日本語で書かれたものがありました。

次の日は終日航海です。


船内の朝食

朝食もフルサービスです。

朝からステーキだって頂けます。

私はいつもサニーサイドアップと決まっています。クロワッサンが美味でした。


カクテルパーティー forヨットクラブ

11:00からヨットクラブだけのキャプテン主催のカクテルパーティーがありました。


一組ずつにキャプテンが挨拶をしにきてくれ、一緒に写真を撮ったり談笑して楽しい時間でした。


こちらは船のメインロビーの大階段。

大きな吹き抜けになっています。


メインプールはこのように人で溢れかえっています。


7階にあるお菓子&ホットウィールショップで息子に車をたくさん買いました。


このようなバーはたくさんあります。

ヨットクラブのゲストはスタンダードな飲み物は無料。


ギフトショップでは、MSCのグッズは船でしか買えないので色々と買ってしまいます。
香水などの免税店は港を離れると開店します。


スパエリア

ヨットクラブのゲストと一部プランのゲストはサウナやレストエリアを自由に無料で使うことができます。
ヨットクラブのある15階からは直接スパエリアに行くエレベーターがあるのでバスローブのまま行けます。


サウナはスチームとドライの両方があります。


男性に指圧マッサージをしてもらいました。

かなりストロングと言わないとだめです。

窓の外は海なのですが、うつ伏せでいると見えなくて残念。

トリートメント料金は終日航海日が通常料金。寄港日にはゲストが観光に出かけて船内にいないのでディスカウントがあります。


ガラナイト

7泊のクルーズには2回のガラナイトがあります。

MSCヨットクラブでは、男性はダークスーツにネクタイをしていれば大丈夫です。

女性は綺麗目のワンピースでいいのですが、折角なのでお洒落をしたいものです。

私は着物を2着持って行きました。夏物で軽いほうとはいえ大荷物です。


息子はタキシードで。

必ず写真屋さんに捕まるので沢山撮ってもらい、次の日にずらりと写真が貼られるので気に入ったものだけを購入します。 とても上手に撮ってくれます。


私は絽の付け下げを着ました。
自撮りなので襟が反転しています。


ディナーはフォアグラ・帆立・鯛・リゾット・ソルベ

リゾットが最高でした。


次の日も終日航海日です。

ひとまず前編はここまでとして、クルーズのすすめ【MSC DIVINAヨットクラブ・カリブ海クルーズ後編】で引き続き船内のようすと寄港地の観光など船旅の魅力をご紹介します。



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この記事を書いた人
Kumi

アラフォー京女ママ
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