一流ビジネスマンには高級ボールペンが必要

知っておいても損しない話
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高級筆記用具を使うなんてナンセンスだと考える人もたくさんいる時代。

字を書くという機能だけに目を向けるなら高級品でも安物でも同じです。

そんな時代だからこそ、あえて高級筆記用具を使って心を込めて字を書くのもいいと思いますよ。


上質な筆記用具で丁寧な字を書いていれば、間違いなく好印象です。

信用を得るには印象が大事です。

高級スーツに身を包んでいてもボールペンがショボかったら残念な印象です。

この際、「ビジネスシーンで使うものは安物でいい」という考えは捨てて、確かな品質で長く愛用できる逸品を手にしましょう。

気分が断然変わりますよ!

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なぜ安物のボールペンを使ってしまうのか

ポケットに安物ボールペンをたくさん入れてるビジネスマンって結構多くないですか??


3本入ってても総額数百円。

コストカットの意識が高いとも言えますが、1本くらい高級品が混ざっていてもいいのでは?


服装にこだわっている人でも、ボールペンなどの筆記用具は事務用品として割り切っている場合が多いです。

筆記用具にお金をかけない人ってホントに多いんですよ。

会社の同僚や上司も、ひょっとしたら役員でも高級スーツでビシッと決めつつ安物ペンを持ち歩いているかもしれません。


どうしてこんなにも安物ペンが愛されるのでしょうか。


理由.安物ボールペンだと失くしても惜しくない

ビジネスマンはいろんなところで筆記用具を使います。

デスクでも会議でも、お客さんのところでもボールペンを取り出して使います。

あちこちでボールペンを使うので、紛失する可能性も高くなります。


1本数百円のボールペンなら落としても、壊れても、お客さんに持っていかれても、あきらめることができます。

すぐに代わりのボールペンを用意できますからね。

安物筆記用具ならいつでも新しいものが手に入るので、大事に扱う必要がないってことです。

そんな理由から安物筆記用具を愛用している人がたくさんいます。

また、安物とはいえ使いやすく高品質なものが多いのも人気の理由。

ジェットストリームなんてすばらしいの一言です。(わたしも持ってます。)


筆記用具は値段に関係なく大事に扱いましょう

ビジネスマンにとって筆記用具は大切な商売道具のひとつです。


注意散漫に雑な使い方をするのはよろしくありません。

「失くしたり壊したりしても良いように安物を使うんだ」という考えもありですが、わたしは安物でも

大切に使います。

ちなみにジェットストリームは芯を変えながら10年近く使っています。(2025年現在)

ジェットストリームはヌラヌラとした書き味が心地いい優れたボールペンです。


三菱鉛筆 油性ボールペン ジェットストリーム0.7 黒10本

ちょっとしたことを書き留めておくにはとても便利ですし、筆圧が弱くてもしっかり書けるので疲れません。

こういう優れた品質のものはあちこちで大活躍です。

ところが、そんな優等生「ジェットストリーム」もけっこう雑に扱われてしまいます。


安い物でも大切な道具。

なので使い捨てにせず使い続けることが大事。

物を大切に扱う習慣がなければ、どんなに高級品を所有しても雑に扱ってしまいます。


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高級ボールペンを持つべき理由

物を大事にできる人なら、すぐにでも高級ボールペンを所有しましょう。

実用重視のボールペンは必要ですが、それ以外に高級ボールペンを持つことで得られるメリットもあるのです。


わたしは就職後すぐにドイツの筆記用具メーカー「モンブラン」のボールペンを買いました。

マイスターシュテックプラチナラインです。

何年でも飽きずに使い続けることができるシンプルデザインで、どこに行っても無難に存在感を示してくれます。

トップの白い星が実に好印象で、多くの人から「良いものをお使いですね」と言われます。

もう何回言われたかわかりません。

けっして派手ではなく、保守的なデザインです。

そのことが多くの人に好印象を与える理由なのだと思います。


他にも節目ごとに買い足したボールペンや万年筆を大事に使っています。

なかでもお気に入りはペリカン万年筆。

特徴的な縞模様がエレガントで、持っているだけで気分が爆上がりします。

最近は持ち歩くことが減りましたが、大切なお手紙は必ずペリカン万年筆で書いて自己満足を楽しんでいます。


モンブランもペリカンも近年の値上がりが相当大きかったようで、なかなか手が出しにくい価格帯になってしまいました。

わたしが購入したころは「実用的な高級筆記用具」みたいな価格帯だったことがウソのようです。

当時もちょっとがんばって購入しましたが、今までの好印象効果や気分の盛り上げ効果を考えれば十分価値があったと思っています。

そして、大切に扱うこともあり全く壊れることもなく、いつも安定した書き味を保っています。

多少のメンテナンスは必要ですが、ランニングコストもあまりかからないことを考えるとコスパ良好だと思います。


「字を書く」という機能だけなら100円ボールペンのほうが圧倒的にコスパがいいですが、どんなに不景気でも高級筆記用具は売れています。

その背景には持つ人にしかわからない価値が存在するからなんですね。


理由.高級な筆記用具はアクセサリー

ここからは、ビジネスマンが高級筆記用具を持つべき理由を装飾品としての観点で考えてみます。

ビジネスシーンではスーツもネクタイもシンプルなものが好印象です。

業種や職種によって違いもありますが、華美な服装やヘアスタイルはビジネスの場ではマイナスに働き易いです。


でも、ちょっとは他の人と差を付けたいって思いますよね。

わたしは服も小物もわりと攻めたい派ですが、ビジネスの場はシンプルコーデを基本にしています。

周りと合わせておとなしく装っていますが、個性も発揮したい。そんなときは筆記用具で差をつけるのが手っ取り早いのです。


会議中に高級万年筆でメモを取っていると、ちょっとカッコイイでしょ??

没個性になりがちなビジネススタイルに、上質な筆記用具を取り入れれば簡単に上品さを演出することができます。

投資金額も数万円でかなり長く使えるとなれば、コスパが良すぎです。


しかし、他人から声に出して褒められることはめったにありません。

特に同僚や上司からは無反応だと思っておいてください。

あくまで自己満足。

でも、たまに「すてきペンを使ってますね」と声をかけられたりします。

みんなの視界には必ず入っています。

そして、何人かは密かに羨望のまなざしを向けていることでしょう。


ビジネスシーンで活躍する人を演出するアイテムとして、高級筆記用具は取り入れやすく実用的なアイテムです。

さらに大切なのは、そのことに気が付いている人が極めて少ないことです。

みんなが一歩踏み出す前のいまがチャンスなのです。


理由.高級な筆記用具はおもてなし

お客さんと接することの多い職種の人は、書類の記入の時などに自分の筆記用具をお客さんに差し出す場面がありますよね。


たとえば大事な契約書にサインしてもらうときなんかを想像してみてください。

100円ボールペンと高級ボールペンのどちらを差し出したほうが好印象でしょうか?

おそらく、高級ボールペンのほうが好印象ですよね。


わたしも以前、筆記用具にまったく興味ないお客さんにデュポンのボールペンをお渡ししたことがありました。

ちょっとサインをしてもらうだけだったのですが、書き終えたお客さんが一言。


「このボールペン、すごく書きやすいね。」


言葉に出す人はごく一部ですが、多くのお客さんは何かしらの違いを感じているようです。

気のせいかもしれませんが、きっとそうに違いありません。

わたしはお客さんにちょっとした特別な体験を提供することも意図して高級筆記用具を持って歩きます。

大切なお客さんにはストレスのない快適な手続きを体験してもらいたいんですよね。

そのためには「書き心地のいい上質な筆記用具」が必要だと強く感じています。


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高級ボールペンを失くしてしまいそうな人に伝えたいこと

高級品を持って歩く理由はわかったけど、やっぱり失くしそうだから嫌だって人もいますよね。

その気持ちは痛いほど分かります。


しかし、ほんとに失くしますか??


私は今まで10年以上高級筆記用具をビジネスシーンで使ってますが、1回も失くしたことはありません。

うっかり落として傷が入ったことはありますが、失くしたことはありません。

もし数万円のボールペンが見当たらないなぁと思ったら、血眼になって探し始めるでしょう。

それなりに高価なものになると、必然的に扱いが変わるのです。


適度なプレッシャーにより、きっと雑な動きも大幅に減ります

それは壊れたり、失くしたりするような動きが減ることとイコールです。


やがて所作が変わりゆったりとした落ち着きのある上品な動きになります。

取り扱いが慎重になるため、失くしたり壊してしまうリスクはどんどん下がっていくのです。

気の持ち方ではありますが、行動まで変化するなんて相当なコスパの良さです。


ビジネスマンにオススメの高級ボールペン

世界にはすばらしい装飾を施したボールペンからシンプルなボールペンまで様々なタイプの高級ボールペンがあります。

ビジネスシーンで使用するなら華美なものは厳禁です。


なるべく上品にそっと高級感を演出してくれるものを選びましょう。

今回は特別に、私の勝手なイメージで「ビジネスマンから差し出されたいボールペン」を3つほど紹介します。


縞模様が美しい「ペリカン スーベレーン」

とにかく美しいボディーです。

特殊な製法で生み出される軸の模様は華やかで優美な印象を与えます。


ドイツの名門メーカーの作るボールペンは品質も安定しておりトラブルの心配はありません。

30代半ばを過ぎればスーベレーンのような金色を使ったデザインでも品よく持つことができるでしょう。

逆に20代前半で使おうとすると、ちょっと背伸び感が出てしまうかもしれません。

最初の一本ではなく、何かの記念にコレクションに加えたい1本です。


シンプルで女性にも持ちやすい「ウォーターマン メトロポリタン」

細身でシンプルなデザインが都会的な印象を与えます。

メトロポリタンはバリエーションが豊富で、男女問わず持ちやすいのが特徴です。アメリカの有名なメーカーですが、もともとはフランス発祥。


お手頃価格なのもうれしい部分です。

自分で買ってもいいし、プレゼントするのもいい万能選手って感じです。

シンプルなので年齢を問わず使えるのは最大のメリットですかね。

メトロポリンシリーズを増やしていくっていうのもセンスいいかもしれません。


伝統の筆記用具メーカー「モンブラン マイスターシュテック」

言わずもがなの王者モンブランです。

ここのは間違いないんです。


用の美を追求した結果が、モンブランの葉巻型スタイルです。

何歳になっても使えます。

子どもや孫に譲っても使えます。


シンプルなマイスターシュテックを大事に長く使っているビジネスマンはものすごーく真面目で誠実に見えます。

華美ではないのに、しっかりこなす。

そんなボールペンを何十年も使っている人はきっと一流です。


最初は「高級ボールペンはハードルが高い」と感じるかもしれません。

しかし、高級筆記用具はただ字を書くだけではない付加価値が備わった道具です。


自分自身を良い方向に演出し、お客さんをもてなし、所作を変え品格を醸し出します。

とはいえ、そこそこ値が張るものなので踏み出せないかもしれません。


高級筆記用具は良いものを大切に使い続けたいと思う人が所有してこそ意味があるものです。

長い間あなたのビジネスシーンに華を添え、いつまでもそばに置いておきたい相棒のような存在になるでしょう。

上質な筆記用具を使うことで感じられる自分自身と周囲の変化も楽しんでいただけたらいいなと思います。

心から大切にできるお気に入りの一本が見つかることを願っています。