新型コロナウイルスによって自粛モードが高まっており、遠出がなかなかできない。
そんな中でも、旅行気分が味わえ、近場でリフレッシュができるステイケーションに注目が集まっている。
東京は様々なコンセプトのホテルが続々とオープンしており、選択肢が幅広いのが魅力だ。
そこで今回は週末のお休みを利用して、昨年銀座に誕生したACホテルでステイケーションを楽しんだ。
ACホテル東京銀座はアジア初の「ACホテル」ブランド
ACホテルは、世界最大のホテルグループであるマリオットのホテルブランド。
ヨーロッパのスペインで誕生し2013年に北米に進出して以降、ヨーロッパやアメリカなど20以上の国や地域で155軒以上のホテルをもつブランドである。
モダンクラシックで洗練されたデザインを特徴とし、今流行のライフスタイルホテルブランドだ。
マリオットのブランドの中でもセレクトサービスによる中価格帯のブランドであり、特色のあるコンセプトを持っている「ディスティンクティブセレクト」というカテゴリーに分類されている。
また、ホテルグレードは8段階中の5となっており、隣に位置するコートヤード・マリオット銀座東武ホテルやアロフト銀座東京、白金にあるシェラトン都ホテル東京が同じグレード5に位置付けられる。
今回宿泊したACホテル東京銀座は昨年2020年7月9日にオープン。
日本はもちろんアジアにもまだ存在しないホテルブランドなのでアジア初のACホテルとなる。
日本初上陸を果たしたACホテル東京銀座もスペイン発祥のブランドということで、モダンでスタイリッシュなデザインを持ち、ヨーロピアンなテイストが各所にちりばめられていた。
スタイリッシュなロビーでチェックイン
マリオットボンヴォイのアプリで予約を済ませ、18時ごろホテルに到着。
大きなエントランスを抜けると白でライティングされたシンプルなフロントカウンターがある。
早速チェックインを行う。
今回予約したのは、最もカテゴリーの低いスタンダードツイン。
マリオットボンヴォイ ゴールド会員のアップグレード特典を受けプライムスーペリアツインに案内された。
スタンダード キング / ツイン | 25平米 |
スーペリア キング / ツイン | 30平米 |
プライムスタンダード キング | 25平米 |
プライムスーペリア ツイン/キング | 30平米 |
プレミアム キング/ツイン | 50平米(キング)/60平米(ツイン) |
お部屋の広さも25平米から30平米と広くなった。
ルームキーもホテルロゴが入ったシンプルなデザインとなっている。
フロントスタッフからのメッセージカードが添えられていた。
モダンなダイニングエリア
フロントからエレベーターに向かう途中に、オシャレなバーカウンター「ACラウンジ」、奥にはダイニングエリア「ACキッチン」があった。
「ACラウンジ」では斬新なスペイン風タパスと一緒に季節のカクテルや特製ACジントニックを楽しめる。
「ACキッチン」は、朝食、ランチ、ディナー、そしてカフェとしても利用することができるオールデイダイニングとなっており、
生ハムやチーズ、クロワッサンなどヨーロピアンスタイルの食事を楽しむことができる。
天井も高く仕切りもないため開放感がある。白と黒を基調としたスタイリッシュなデザインに、程よく薄暗いライティングがとてもカッコいい。
エレベーターでお部屋へプライムスーペリアツイン
プライムフロアは10階から14階の高層階にあり、今回は11階のお部屋にアサインされた。
エレベーターホールから廊下までシンプルなデザインに統一されており、間接照明が照らされシックな雰囲気となっている。
お部屋もモダンでヨーロピアンなデザイン。
間接照明が落ち着いた雰囲気と温かみをつくり、シンプルながら高級感がある。
綺麗にベッドメイクされたシモンズのベッドが2台、奥にはテーブルとソファ、またビジネスデスクが備え付けられている。
広さは30平米だが、天井が高く窓が大きいのと、仕切りがないことで広さを感じることができる。
ミニバーはビジネスデスクの端にまとまっており、コーヒーと紅茶、日本茶、お水が用意されている。
洗面台はオープンなカウンターのシングルボウル。シームレスなデザインのため開放的になっているが、
スライディングウォールがありバスエリアとお部屋を仕切ることもできる。
アメニティは「シャンプー」「コンディショナー」「シャワージェル」「ボディミルク」が、それぞれミニボトルで用意されており、ブランドは「KORRES(コレス)」というギリシャの会社のもの。
その他のアメニティについては、「ACホテル」ブランドのものが用意されており、こちらもホワイトやブラックでシンプルなデザインに統一されていた。
スーペリアツインはバスタブ付き
ゆっくりホテルステイを楽しむために大切になるバスエリア。
今回アサインされたスーペリアツインは大きなバスタブが用意されている。
ハンドシャワーに加えて天井にレインシャワーも設置されており、洗い場もとても広く快適だ。
ゆっくりとバスタイムを楽しむことができた。
バスタブがあるのは、「スーペリアツイン」と「デラックスツイン」「プレミアキング」となり、
その他の部屋はバスタブの用意はなく、シャワーのみとなっているようなので予約の際は注意が必要だ。
ACホテル東京銀座でスタイリッシュな休日を過ごそう!
ACホテル東京銀座は、シンプルながらもデザイン性が高く、スタイリッシュな時間を過ごすことができる。
また、スペイン発祥ということもあり、日本にいながらヨーロピアンな雰囲気を味わうこともできるため、遠出ができない今、ステイケーション先として最適であった。
東京の中心にありながらシックで落ち着いた空間は、週末の夜をゆっくり過ごすのにこのうえない。
【ACホテル東京銀座】
ホテル名:ACホテル東京銀座(AC Hotel Tokyo Ginza)
電話番号:03-5550-0102
公式サイト:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/tyoar-ac-hotel-tokyo-ginza/
所在地:東京都中央区銀座6-14-7
アクセス:東京メトロ東銀座駅 徒歩3分、東京メトロ銀座駅 徒歩5分
階数:地上15階、地下2階
客室数:296室
付帯施設:ダイニング(AC Kitchen・AC Lounge)、フィットネス、駐車場
開業日:2020年7月9日
マリオット ボンヴォイ・カテゴリー:5