コンラッド東京滞在記【STAY INSPIRED】

旅行にまつわる話
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ラグジュアリーホテルは寝るためのみの場所にあらず。

何回目の滞在でしょうか。

新橋からペデストリアンデッキを進んでいくと汐留の高層ビル群が近づいてきます。本来なら颯爽とホテルのカーエントランスにタクシーなどで乗りつけたいところではありますが、今回はごあいにく。


もう何十回と泊まってる私にとって、このホテルはいろいろな示唆や経験を与えてくれる、いわば[親]や[教師]のような存在です。

GOTO CONRAD

28階にシャトルエレベーターでアクセスしカウンターに向かいます。

事前にオンラインチェックインで部屋指定も含め手続きを済ませてるため、非常にスムーズです。

手荷物をあずけて風花の鉄板焼ランチの予約をとったところで、しばしの私的アイドルタイムとなります。


社交場の華

ランチを待つ間、ロビーとなり天空のラウンジ28[TWENTYEIGHT]でしばし[泡ります]。

平日昼間のこちらは休日のアフターヌーンティーとはうってかわってオトナな女性達の社交場ともいえるでしょう。


28の顔ともいえる伊達男アンジェロもマネージャーとして場の空気感を彩っています。

ミラノのホテルで生まれ、NYはじめアメリカでサービスマンとしての修業を積んだ彼が、東京の[女子会の華]を演じてるとはこの業界に関わる人々は時として数奇な運命を辿るようです。


天空の鉄板




席につくやいなや「じゃあ今日は特別に[映える]ものつくりますね」とこちらを見透かしたように仕掛けてくるのはご存知風花の鉄板焼きシェフ、神子さんです。


フレンチから鉄板焼きに転向した彼のくりだす料理とサービスの数々は独創的でないものがありません。

それでいて万人に親しまれる[神の技]といえるでしょう。


出されたのはエッグベネディクトともなにかの生き物にもとれる唯一無二なハンバーグ・アラモードです!

和牛100%だからこそ、すっとハシが通るヤワさではありませんが、食べごたえと肉汁の凝縮度はバッチリです。


食事を通して神子さんとの[ホテル男子トーク]が延々と続き、そろそろおいとましようとしたところでこのお祝いのサプライズです!

本日は完全アポなしでしたが、即興性はホテルマンの重要な資質かもしれません。


BLUE LIGHT



今日は浜離宮側の部屋にチェックインします。

10年前初めて体験したラグジュアリーホテルとして、この部屋に案内された時の記憶が今でもよみがえります。


当時は1ヶ月以上前に予約し、宿泊する日を心待ちにしていたものです。

今となっては当日の朝になりゆきでとったりもしますが…。


東京湾の光が入りこむ、ライトブルーのまぶしさに満たされたこの空間の素晴らしさは不変ですね。

アメニティのベアとダックのフォトシューティングをしばし楽しみます。

そしてしばらくたつと日は暮れ、部屋はディープブルーとオレンジライトの共演の世界に変わります。


スパが20時でクローズすると聞き、急いで向かいます。


こちらのバスルームは花弁のように背中合わせになったジャグジーが特徴的です。

アメニティは京都ブランドのshun、ドライヤーは最新式のREPRONISERになっていますね。


不変のコンセプト / 墨絵と門



館内アートといい共用部インテリアといい、15年前から風水を示唆したコンセプトも含め何も変わらずですが、それだけの[強さ]があるのはパークハイアットなどロングエイジなホテルと通じるものがあります。



夜のロビーに向かいます。

こちらのハイブランドセレクトショップは巷ではこのホテルの[気]の中心ともいわれる独特なオーラを放つ場所ですね。


28 around 8



いつもは一人ディナーのところ、合流したフォロワーさんと28[TWENTYEIGHT]でオリジナル日本酒[北雪]と美しく彩られたシーフードグリルをホテルよろずトークを楽しみながら堪能します。



館内を彩るクリスマスオーナメントもコンラッド東京の都会的でINSPIREDな空気感に馴染んでいます。


MIDNIGHT


同世代ということもあってフォロワーさんとホテル話に華が咲いたのも束の間、部屋に戻るとなかなかのソロ感がただよいます。

それもまたSTAY INSPIRED の華のひとつなのでしょう。



ちょうど仕事で煮詰まっていたこともあり、いろいろ逡巡することがありましたが、そういった考えごとをこの場所ですることにも、意味があると思います。


朝8時/天空の朝食


朝になり、部屋がふたたびライトブルーで満たされます。
気持ちを新たに身支度をととのえ、朝食会場に向かいます。


シャンハイタンのアメニティもこの空間にビビッドなアクセントを与えています。



もはや朝の定番となったスタッフさん[盛りつけチャレンジ]です。

前回お願いしたサノくんがいなかったこともあり、こちらフロントのアイーシャさんに[適度なヘルシー]をテーマにアレンジしていただきました。

さすがのナイスチョイス&センスです。

仕上げに赤ワインビネガーをまぶしていただきました。



数種類からオーダーできる料理の中からロブスターのスモーブロー(オープンサンド)をチョイスします。

デンマーク名物もSTAY INSPIREDなアレンジがほどこされていますね。



こちらの朝食会場、フレンチレストランの[コラージュ]でもあるのですが、ホリデーシーズンは営業再開されるとのことです。



前面に浜離宮・東京湾、背面に汐留の超高層を控えるこのホテルはいわば風水でいう[気]の流れる門であり[+−の電極]とも言えます。

知られざるパワースポットなんですが、なぜか人がいきなり殺到する程の話題にもならないのが、またよいところ、安心できるところなんですね。


I’m inspired

今回の滞在であらためて認識したのは、ラグジュアリーホテルはいろいろな意味で[寝るためだけにつくられた場所ではない]ということですね。


訪れるたびになにかを示唆し、与えてくれる場所ともいえるでしょう。


それではいつものごとく、汐留の地下街を抜けながら帰路につきます。



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この記事を書いた人
深尾紀彦

ステイ・アート代表
ホテルを中心に様々なアートプロジェクトやコンテンツ制作をおこなっています。
一級建築士でホテル・リゾート企画設計、デザイン等も行います。
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twitter ⇒ @noristay1
Gmail ⇒ norihiko.fukao@gmail.com

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