2017年11月1日にオープンしたモクシー東京錦糸町。
さっそく泊まってきたので今日はそのお話を。
いままで日本では展開していなかった「モクシーホテル」は同時に国内に2つのホテルをオープンさせましたね。
1つは今回私が泊まった「モクシー東京錦糸町」で、もう1つは「モクシー大阪本町」です。
本当は二つとも泊まってみたかったのですが、今回は日程の都合で大阪宿泊は見送り。
日本初上陸のホテルなので情報を得ようにもまだまだ分からないことだらけなので、わたしが実際に宿泊して感じたことを書いておきたいと思います。
【注意】
この滞在記は2017年にモクシー東京が開業した直後の内容が記載されています。
現在のサービスとは異なる場合がありますので、ご注意ください。
モクシーホテルってどんなホテル?
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マリオットグループは「リッツ・カールトン」や「マリオット」、「コートヤード・バイ・マリオット」などのホテルブランドを抱える巨大ホテルグループです。
今回東京と大阪にオープンした「モクシー」もそういったホテルブランドの一つです。
モクシーホテルの位置づけ
モクシーホテルは高級ホテルではありません。
一言でいえば「実用重視のカジュアルなホテル」です。
品川の東京マリオットホテルとは全く異なるコンセプトですから、優雅な滞在を思い描いてはいけません。
客室はコンパクトで、アメニティも必要最小限です。
しかし、ただの安いホテルではありません。
モクシーにはモクシーならではの面白さがあります。
モクシーの楽しみ方
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モクシーのだいご味は自由であること。
24時間営業のバーでゆっくり飲みながら、海外からのゲストと気楽に話をすることもできれば、カップラーメンを食べることもできます。
シャイな日本人にはちょっとハードルが高いかもしれませんが、宿泊しているゲストは国籍・人種が多彩でフレンドリーな印象。
ちょっと勇気を出して英語で話しかければ、あっという間に友人が出来てしまう空気感です。
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わたしも滞在中にたまたま隣で飲んでいた人と話が盛り上がり、2時過ぎまで一緒に飲んでいました。
こんな感覚はマリオットホテルではなかなか味わえないモクシーならでは体験です。
もちろん、一人でゆっくりとお酒を楽しむことだってできます。
24時間いつでも軽食や飲み物を楽しめるというサービスは、ゲストの自由な過ごし方をサポートしてくれるサービスです。
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スタッフは日本人の割合が高いですが、みんなノリのいいフレンドリーな感じ。
モクシーハイをアレンジしたカクテルまで作ってくれました!
モクシーでは楽しもうとすればいくらでも楽しく滞在できます。
ひとりで楽しむのもいいし、他の人と仲良くなるのもいいし、スタッフと仲良くなるのもいいのです。
マリオット系はスタッフが本当にフレンドリー。
そしてモクシーは若い。
モクシーでは年齢を超えて「楽しむことができる空間」づくりが意識されています。
モクシー東京錦糸町のお部屋
今回は1名で滞在だったのでクイーンベッド1台のゲストルームに。
出来たばかりなので当然室内はキレイです。
そして、モクシーならではの雰囲気が楽しめるお部屋です。
ベッド周り
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まずはベッド。クイーンサイズで広めのベッドです。
起きた後に撮った写真なのでシーツがぐしゃぐしゃですが、来た時は当然きれいにベッドメイキングしてありました。
モクシー東京錦糸町にはツインベッドのお部屋もあります。
お部屋自体が広くないので、ちょっと窮屈感が出てしまいそうな気もしますが。
お部屋ごとにクッションが置いてあります。
私の部屋には「DON’T FORGET to SMILE」のクッションが置いてありました。
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ベッドサイドはこんな感じです。
電話がポップですね。
あと、オタマジャクシみたいなの、使い方がわかりませんでした。。。
(後で調べたところ、オタマトーンという楽器のようです。)
ちなみに、スタッフにモーニングコールをお願いしておくと指定の時間に電話がかかってきます。
このモーニングコールは英語です。
呼び鈴の音は古典的な音が鳴り響くタイプなので、びっくりして目が覚めます!
机や椅子は壁掛け
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モクシーの斬新な発想の現れがこちら。
折り畳み式のテーブルが掛けてあります。
ハンガーや椅子も、荷物置きもすべて壁に掛けてあるのが驚きでした。
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お部屋には備え付けの椅子がありますが、ほとんどのものが壁掛けで収納されています。
なぜこんな収納方法なのか不思議ですよね。
そもそもモクシーの客室にはクローゼットがありません。
旅行者の多くがクローゼットを利用しないらしく、洋服も壁にかけちゃえばいいやという発想。
無駄をなくしたシンプルで実用的な発想です。
実際、私もジャケットを着ていきましたが壁にかけて過ごしました。
何の問題もありません。
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テレビの横にはオシャレな絵とスタンドライトが設置されています。
バスルーム周り
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バスルーム周りはとてもシンプルな構成。
まず、バスタブはなくシャワーのみです。
バスタブのないお風呂はけっこう快適です。
日本人はお風呂ではお湯に浸かる文化ですが、海外ではシャワーで済ませるのが当たり前。
私も初めてバスタブなしのホテルに滞在したときは違和感を覚えましたが、すぐに慣れるものです。
むしろ慣れてしまえばバスタブがなくても何も困らないことがわかります。
バスタブにお湯をためることを想定しなければ、最初からバスタブ不要ですからね。
洗面台周辺もシンプル
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洗面台にはほとんど何もありません。
歯ブラシなど最低限のものだけ用意されています。
歯ブラシなどはコップの隣の銀色のケースに収められています。
基本的にここに入っているものがあれば困りません。
モクシーはあくまでも実用重視。
ラグジュアリーな滞在を演出するものは不要です。
シャワーでも、洗面台でも鮮やかなピンクが目立ちます。
モクシーピンクの小物がシンプルな空間に鮮やかで若々しい印象をプラスしていますね。
このカジュアルな雰囲気、悪くありません。
マリオットゴールドの特典(改定前)
マリオットゴールドはSPGアメックスの影響で爆発的に増えている状態ですが、モクシーでどんな優待が受けられるのか知らない人がほとんどではないかと思います。
わたしも出発前に調べてみたのですが、情報がないんですよね。
朝食とラウンジ
ゴールド本人と同行者1名の朝食無料は提供されません。
また、ラウンジサービスもありません。
朝食は必要なら別途お金を払う必要がありますし、軽食や飲み物などの無料提供は一切ありません。
また、飲食費が20%OFFになる優待もありません。
ホテル内での飲食は他の宿泊者と同様に定価で利用することになります。
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「ゴールドでも他の宿泊者と同じ扱い」
これがモクシーの基本です。
でもー、マリオットゴールドメンバーにはチェックインの時にコインを1枚くれます。
そのコインを提示すると、飲み物を1杯無料で提供してくれるのです。
レイトチェックアウト
これは可能なようです。
私は昼前にチェックアウトしましたが、最大15時まで滞在可能らしいです。
マリオットリワード
マリオット系のホテルに泊まるとマリオットリワードのポイントが貯まります。
たくさん貯めることで無料宿泊などの特典を受けることができます。
モクシーホテルもマリオットリワードに参加していますから、当然ポイントが付与されます。
モクシー東京錦糸町もモクシー大阪本町も「宿泊費のみがポイント対象」です。
ホテル滞在中の飲食費はポイント対象外となっています。
ただし、マリオットゴールドなら25%のボーナスポイントが付与されます。この部分だけはゴールドメンバーの恩恵を受けられるところと言えそうです。
期間限定の特典
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新規オープンから日も浅いので、期間限定のサービスも実施しているようです。
そのひとつはウエルカムドリンク。
チェックインすると「モクシーハイ」を一杯無料で提供してくれます。
アルコールありとアルコールなしを選べるためお酒が苦手な人はノンアルコールを頼むことともできます。
お味は飲んでみてからのお楽しみです。
このサービスは宿泊者全員に提供されているようですが、いつまで続けるのかは不明です。
まとめ
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モクシーはカジュアルなホテルです。
マリオットゴールドの優待を期待するのもやめましょう。
モクシーはホテルステイを楽しむというより、ホテルや周辺エリアを楽しみながら自由にコミュニケーションを取り合える場所です。
飲みたくなったら24時間営業のバーに。
お腹がすいたらカップラーメンも食べられます。トッピングもできます。
これなかなかおもしろい。
外国のカップラーメンまであります。
眠くなったらお部屋に。
だれかと話したくなったらロビーラウンジに。
斬新な発想のホテルですが、ハマると抜け出せないかも。
低価格帯で楽しめる身近なホテルとしても、いろいろ使いやすい感じです。
マリオットホテルとは全く異空間の新規ホテル。
一回体験してみる価値ありです。