【高評価】セイコープレザージュはちょっとダサいけどコスパ最強

知っておいても損しない話
この記事は約9分で読めます。

セイコープレザージュは最近大幅にラインナップが充実してきた注目ブランドです。

デザインはセイコーの「まじめ顔」なので少し面白みに欠けますが、いい意味でダサい時計に仕上がっています。

どことなく昭和な顔をしてセイコーの注目時計として、新たなラインナップも登場しています。


高級時計1点買いもいいですが、プレザージュを活用することで一歩抜け出したオシャレも楽しめますよ。

今回はセイコーの良心ともいえるコスパ最強ライン「プレザージュ」について掘り下げます。


プレザージュは適度にダサい時計

ラインナップは次の2つに分かれています。

  • ベーシック(←安くてお手軽)
  • プレステージ(←わりと気合の入った時計)

ベーシックとプレステージの違い

グレードが分かれていますがどちらも決して高級ではありません。

普段使いの時計として買いやすい価格設定となっています。

ベーシックでは4万円から8万円、プレステージでは8万円から50万円くらいの時計が用意されています。


2つのグレードで最も大きな違いは「時計の質」です。

ベーシックではシンプルな機械を搭載した時計が中心。

そして文字盤の材質やケースの仕上げも特に特殊なものは見受けられません。

「ベーシック=大人しく仕上がった普通の時計」という印象ですね。


プレステージでは精度を高めた機械やクロノグラフを搭載した時計が中心。

文字盤の材質やフォントデザインにも個性が出ており質感も高いです。

「プレステージ=上質な遊びを楽しむ時計」という印象です。


どちらも100年以上にわたって機械式腕時計を製造してきたセイコーの技術が惜しみなく注ぎ込まれており、良心的な価格で高品位な製品が用意されています。


デザインがちょっとダサい

セイコープレザージュは「ダサい時計」です。

しかし、これはいい意味です。


海外の有名時計メーカーでは美しいデザインの時計が作られています。

美しく完成されたデザインにひかれて、ロレックスやオメガなどの舶来時計に憧れる人はとても多いですね。

一方の国産腕時計はどうかというと、舶来時計のようなセクシーさを持っている時計はとても少なく「まじめ」な印象です。


セイコープレザージュも「まじめ」です。

今でも昭和の高度経済成長期から大きく変わらないデザインコンセプトが見えるため、セイコーの腕時計はどうしても古くてくそまじめで面白くないのです。

しかし、セイコープレザージュはそれが魅力とも言えます。


舶来時計にはない「くそまじめなデザイン」はセイコーの顔。

シンプルなデザインではありますが、どこか野暮ったさが残っています。

ドイツのバウハウスデザインが表現するシンプルとはまったく違う日本的な顔ですね。


プレザージュは控えめな価格設定でコスパ最強

プレザージュの主な特徴はこんな感じです。

  • ムーブメントは自動巻き
  • シンプルな3針からクロノグラフまである
  • 国内で製造

特徴点のなかで、とくに国内製造という部分は大事です。

自社一貫製造の時計をマニュファクチュールと言いますが、セイコーは昔から自社一貫製造です。

舶来時計はマニュファクチュールに付加価値をつけて宣伝しています。そして、そういう時計は大体価格帯が跳ね上がっています。

プレザージュの自動巻きモデルはグランドセイコーの10分の1の値段で買える価格帯。

価格が抑えてあっても時計の精度や仕上げは通常の使用では何の問題もありません。


グランドセイコーとプレザージュの精度の違い

価格に大きな違いのあるグランドセイコーとプレザージュですが、時計の正確さではどの程度の差があるのでしょうか。

それぞれのムーブメントを比較してみましょう。


  • グランドセイコー9Sメカニカル

   平均日差は+5秒から-3秒

  • プレザージ4R

   平均日差でも+45秒から-35秒。



機械式時計に正確性を求めると高価格になってしまいます。

もちろんムーブメント自体の調整にも差があると思われるので、4Rでも時計屋さんで微調整してもらえばもっと精度が上がるかもしれません。

しかし、毎日秒刻みの暮らしをしていない限り、1分以内の誤差は許容範囲ではないでしょうか。

1秒でも遅れるのが許せないという人は機械式腕時計を使用すること自体がオススメできません。


機械式時計は絶対に誤差が生じます。

これは仕方がないことです。

むしろ「時間を合わせる作業」を楽しむことができる点が機械式腕時計のおもしろさです。


50万円の時計で日差+45秒から-35秒なら不快かもしれませんが、4Rムーブメントが使われているプレザージュのベーシックは4万円から購入可能。

プレステージは6Rムーブメントが使用され精度も日差+25秒から-15秒で最安8万から購入可能。

秒単位の生活をする人でなければ使っていても問題ない範囲ですから、性能としては十分です。


プレザージュが評価される3つのポイント

きわめて正確とはいえませんが、普段使いには十分な性能をもっているプレザージュ。

国産機械式腕時計を手に入れたいと考えている人にはおすすめです。

ここからはプレザージュが地味に評価されている3つのポイントを解説しておきます。


プレザージュはお手頃価格で買いやすい

価格と品質のバランスが一番大事です。

もし、プレザージュの価格帯があと5万高ければ不満が出てくるかもしれません。


時計としての仕上がりは価格相応のものですが、国産腕時計ですべての部品を自社生産しているセイコーの機械式腕時計がたった4万円ちょっとで手に入るならお買い得です。


セイコーの素晴らしいところは、低価格帯もちゃんと作るという生真面目さ。

4万円ちょいの時計ならミヨタ製のムーブメント載せた機械式時計よりよっぽど価値があります。

へたなアパレル系のファッション時計を買うよりも信頼感があり、長く使うこともできるでしょう。


また、価格が手ごろなので何本か違うタイプの時計を買って楽しむころもできます。

50万円の時計を1本買うのもいいですが、手ごろな価格で高品質な時計を使い分けるほうがTPOに合わせたスタイル作りに対応しやすくなります。


プレザージュはおとなしいデザイン

ラインナップの詳細はセイコーの公式HPで最新版を確認したほうがいですが、基本的に3針モデルが中心です。

プレステージだと文字盤に琺瑯や有田焼を使ったモデルも用意されています。

伝統的な材質を使用することでクラシカルな印象が強まり、高級感が格段にアップします。セイコー特有のまじめなデザインとマッチして腕元を上品に演出することができます。


ベーシックだとセイコー特有の野暮ったさがにじみ出てきます。

しかし、しばらく見ていると不思議と目が慣れてきて違和感が薄れていきます。

20代前半の人にはちょっとハードル高いかもしれませんが、「おじいちゃんの時計」みたいな雰囲気が漂います。


プレザージュの3針モデルを選択しておけば間違いなく年をとっても使い続けることができるでしょう。

革バンドのモデルなら適度にフォーマルなので、ビジネスや冠婚葬祭にもまったく問題なく使用できる汎用性を備えています。


他人とかぶらないから「普通なのに個性的」

プレザージュはネットや量販店で安売りされていることが多い時計です。

しかし、なぜか着用している人をあまり見かけません。

きわめて大人しくまじめな顔をした時計なので「没個性」のように思われがちですが、むしろ逆です。


ロレックスやオメガやブライトリングなど、デザインもかっこ良くて高級なイメージが定着している時計だと年代を問わず人気があります。

人気があればあるほど、他の人とかぶりやすくなります。


どんなにいい時計でも、まったく同じモデルを着用している人に遭遇すると気まずいものです。

オメガのスピードマスターは人とかぶることがありますが、セイコープレザージュのクロノグラフだったら基本的に人とかぶりません。


プレザージュのクロノグラフは海外メーカーのクロノグラフのようなセクシーさは持ち合わせていません。

SEIKO PRESAGE SARK013 プレステージライン ほうろうダイヤル

しかし、よく見れば丁寧に作ってあります。


時計は個性を示すことのできるアイテムです。

みんなが付けている時計もカッコいいですが、渋いところを突いてみると簡単に個性を表現することができます。

プレザージュは悪目立ちする時計ではないので、ファッションアイテムとしても嫌味がなく使い勝手のいい時計なのです。


時計を使い分ける人はオシャレ

時計は決して安い買い物ではありません。

高級時計を何本も所有しようとすれば、それなりに資金が必要ですよね。

いろいろな時計を使い分けてみたいと思っていても実現するのは難しいのです。


TPOに合わせて時計を使い分ける人はきわめて少数です。

しかし、プレザージュなら同じ時計を使い続ける人が圧倒的に多いなかで一歩抜け出すことができます。

なぜなら、プレザージュは買いやすい価格帯だからです。


仕事モードでフォーマルに決めるならシンプルな3針時計に革バンド。


SEIKO PRESAGE SARX049 プレステージライン ほうろうダイヤル


メタルバンドでちょっとスポーティーに。


SEIKO PRESAGE SARW043 プレステージモデル


ちょっと懐古主義なデザインで遊んでみたり。


SEIKO PRESAGE SARX051 プレステージライン ほうろうダイヤル


過ごす時間や空間に合わせて時計を変えていくと、自分自身の雰囲気と気持ちに変化を加えることができます。

仕事ではスーツを着ていても、休日のアクティビティではカジュアルな服を着るでしょう。

レストランでお食事ならスマートカジュアルな服を着るでしょう。


時計も同じように考えてみると楽しみが広がります。

しかし、時計を何本もそろえるとコストがかかるのが難点と思う人もいるでしょう。

そんな時はバンドを交換するだけでもオシャレを楽しめます。


「時計の使い分け」に「バンド交換」の合わせ技ができれば、簡単かつ低コストで装いに変化を加えることができますよ。


高級腕時計には手が届かなくても、オシャレを楽しむための道具としてプレザージュは十分役立つ時計です。

実用性とシーン対応力を兼ね備えたプレザージュを1本ずつ買い集めてみるのも、新たな時計の楽しみ方として魅力的です。



【ご支援のお願い】

いつもPLATINUMをご覧くださいましてありがとうございます。

PLATINUMは「美しい体験を届けるメディア」をめざし、ストレスなく読んでいただける記事作成の一環として「広告収入に依存しない運営」に移行いたしました。

PLATINUMは常に多くの読者に「美」を提供するために活動したいと考えていますが、美を追求するために放棄した広告収入も少なくありません。

そこでPLATINUMは「定期購読」として毎月300円のご支援を募集することにしました。

定期購読のお支払いにはSquareのシンプルで安全な決済システムを採用しております。もちろん、定期購読解除の手続きも簡単におこなえます。

どうぞご安心ください。

趣旨にご賛同くださる紳士淑女の皆様のお力添えを心からお待ち申しあげております。



PLATINUMを【定期購読】

1か月300円


この記事を書いた人

PLATINUM主宰
無理せずゆるく生きるのが幸せだと思っています。
なので、身の丈にあったお金の使い方を勧めています。
そして、ちょっと幸せになれるお得な情報も書いてます。
コメントやお問い合わせはtwitterのDMでお寄せください。
twitter ⇒ @platinum_2015

PLATINUMをフォローする
知っておいても損しない話
PLATINUM