できるビジネスマンは名刺入れも上品

知っておいても損しない話
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みなさんの会社には今年新入社員が入ってきましたか??

私のところにも何人か新入社員が毎年やってきますが、やはり大学や高校を卒業したての新社会人は初々しいですね。自分自身も昔はあんな感じだったのかと思いながら、これからの活躍を期待しているこの頃です。


今回は新社会人だけでなく、ベテラン社会人の皆さんにもお伝えしたい内容!

ビジネスシーンで絶対に欠かせないアイテムのひとつ「名刺入れ」に関するお話をしておきたいと思います。


ビジネスシーンで人と会うのは日常茶飯事ですが、その都度遭遇するのが「名刺交換」という儀式です。顔と顔が見える関係がなければ信頼関係は成り立たないのがビジネスの世界。


そんな顔をつなぐ場面で使われる「名刺入れ」は絶対に持っておかないといけない仕事道具のひとつですね。

「できる人」はどんな名刺入れを愛用しているのか、ご紹介していきたいと思います。

名刺入れの役割

普段当たり前のように使っている名刺入れの役割について考えたことがありますか?

名刺入れという名前から、「名刺を入れるケース」と思っている人が圧倒的です。


それで正解です。名刺を入れるケースです。

けれども、名刺入れには名刺入れならでは役割が隠れていることに気が付いてほしいのです。


これからお伝えする名刺入れならではの役割を念頭におくと、名刺入れに気合を入れなければならない理由もわかっていただけると思います。


名刺入れは敬意を表すための器

名刺交換すると、毎回いろんな人の名刺が増えていきますね。名刺が増えてくると名刺入れがパンパンに膨らんでしまって困ってしまう人もいるんじゃないでしょうか。


実はそんな状態の名刺入れは、もはや名刺入れの機能を半分以上果たしていないのです。


名刺は相手の会社名や肩書、フルネーム、連絡先などたくさんの情報が書いてありますよね。

名刺は単なるネームカードではありません。

「名刺=その人」

これが名刺の位置づけです。


名刺をパンパンに膨らんだ名刺入れに無理矢理押し込んで収めるなんて言語道断。

粗雑に扱うようなことは許されません。


名刺交換の後、ビジネスのお話をしている間もいただいた名刺は名刺入れの上に安置してあります。1対1のお話の場面ではテーブルの上にいただいた名刺を直置きすることはまず有りません。


相手を表す名刺に敬意を表して、自分の名刺入れを座布団のように使うのです。


大切なビジネスパートナーの名刺を安置したり収めるには、やはりそれなりの品格ある名刺入れでなければ敬意は伝わりません。

名刺入れを選ぶときには必ず相手に与える印象を考えておく必要があるのです。

では、ビジネスシーンでアウトな名刺入れとはどんなものがあるでしょうか。


アウトな名刺入れはこんなの!

  1. ブランドロゴが悪目立ちする名刺入れ
  2. 金属やプラスチックの名刺入れ
  3. 華やかな色の名刺入れ(赤や黄色やピンク等)

これらはビジネスシーンで使う名刺入れとしては不適切です。


ブランドロゴが目立つ名刺入れがダメな理由

ブランドロゴが目立つものは「ブランド品を持ってますよ」とアピールしているだけです。ロゴが大きく目立ったり、モノグラムのように一発でブランドがわかるようなものはデザイン性が高いためにカジュアルな印象を与えます。


フォーマルな席で使う名刺入れがブランド全面押し出しのカジュアルなものだったら、相手にとって感じが悪いだけです。

ハイブランドの製品を持つこと自体は否定しませんが、一点豪華主義みたいになってしまうと逆に貧相に見えます。


高校生でもブランドものを持って歩いてますから、「ハイブランドの価値」など大したことはありません。


金属やプラスチックの名刺入れがダメな理由

アルミやプラスチックの名刺入れは安物にしか見えません。というか安物です。

ビジネスに使うものは素材が重要だったりします。


仕事では革靴を履きますね。

ベルトも革ベルトですね。

財布もカバンも、基本的に革製品ですね。


つまりビジネスで使う小物は革製品が基本です。


そんな中、あえて金属やプラスチックの名刺入れを選ぶ理由がわかりません。

誰もが重厚感ある革製品で小物を揃えているなか、金属やプラスチックの名刺入れなら個性が発揮できると思ったからでしょうか。

しかし、素材で個性をアピールするのは間違いです。

アルミもプラスチックもビジネスで使うには印象が軽すぎるんです。


華やかな色の名刺入れがダメな理由

繰り返しになりますが、悪目立ちしてはいけません。

夜のお仕事の人なら華やか重視で構いませんが、昼間の堅いお仕事の人は無難にいくことをおすすめします。


イギリスの金融界ではビジネスで用いる革製品は「黒」と昔から決まっているそうです。

日本ではゆるーくなっていますが、茶色はあくまでもカントリーな色です。


そこまで厳しいルールを適用する必要はありませんが、なるべく色調を抑えた黒か茶色くらいで揃えるほうが基本に忠実です。


派手な名刺入れは話題になることはあっても、あなたの第一印象を高めてくれるものではありません。

名刺入れは主にビジネスシーンで使います。

そのため変に奇抜なものを使うと悪目立ちしてしまうおそれがあります。


ときには奇抜な色や特殊な素材で「話題性」を狙うのもいいかもしれませんが、まずは原則に従った「ビジネスにふさわしいデザイン・機能のもの」を選ぶべきです。


ビジネスに最適な名刺入れの3条件

ビジネスシーンでアウトな名刺入れは理解していただけたと思います。

仕事をしていると意外とアウトな名刺入れに遭遇することがありますが、決してマネすることのないように「ビジネスに最適な名刺入れの3条件」を抑えておきましょう。


デザインは可能な限りシンプルなもの

ブランドロゴや特殊な素材での変なアピールは不要です。

出来る限り見える部分には装飾がない、シンプルに徹したデザインを選択しましょう。

出来る限り見える部分には装飾がない、シンプルに徹したデザインを選択しましょう。

素材は本革

高級皮革を素材にしていれば、質感がリッチになります。


【池田工芸】の上質なクロコダイルを使った名刺入れは華やかで上品ですが、若い人にはちょっと背伸びしている感が出てしまいます。


20代・30代ならカーフやコードバンといった主張しすぎない高級皮革を選択すると上品です。

コードバンならCYPRISがおすすめです。


色は黒か茶色

職種にもよりますが、基本的にビジネスシーンで使い勝手のいい名刺入れは『黒色か茶色の革製』です。

しかし、ちょっとだけ柔らかい印象を添えたいなら茶系統を選択するのもありだと思います。茶色の名刺入れを選ぶ場合も、なるべく色の濃いものを選びましょう。


黒も茶も適度に手入れをすれば光沢感を失わず、革特有の色合いの変化を楽しむことが出来ます。

無難な色合いを選択しておけば、いつまでも手元で使い続けるという革製品本来の楽しみ方ができます。


これを買えば間違いないおすすめ名刺入れ

社会人は、無難なスタイルを貫きながら「目立たず、上品」を心がける必要があります。

それは、過度に目立つことで反感を買ったり、指摘を受けることがないようにするためです。


できる人はさりげなく相手に敬意を表せる高品質で好印象な名刺入れを使っています。

これまでお話ししてきたポイントを踏まえて、できる人がこぞって手に入れるおすすめ名刺入れをチェックしておきましょう!


絶対間違いない名刺入れ3つ

【キプリス】名刺入れ(通しマチ)■オイルシェルコードバン&リンピッドカーフ 

素材が別格です。コードバンは皮革の宝石と言われるほど貴重な素材。美しい光沢と強靭な耐久性を兼ね備えたビジネスに最適な高級名刺入れです。


表面には無駄な加工は一切なく、ただ美しいコードバンの素材感のみで主張します。

私は10年以上コードバンの名刺入れを愛用しています。いまだに美しい光沢は衰えず、擦り切れることもなく活躍していますよ。


名刺の収納部分は通しマチになってますから、収納力も問題ありません。貴重なコードバンを外側に使用し、内側にはイタリアでなめしたリンピッドカーフを使った贅沢な仕様です。

上質な素材と控えめな色合わせでビジネスシーンにそっと華を添える逸品です。


【キプリス】名刺入れ(ササマチ)■新コードバン&ベジタブルタンニン

こちらもコードバンを使った名刺れですが、少しお手頃。というのも内側がベジタブルタンニンレザーだから。

ササマチにしてるので収納力は落ちますが、全体の厚みは薄く仕上がっています。名刺れや財布がかさ張るのはイヤだという人にはもってこいのデザインです。


装飾はほとんどありませんが、内側のベジタブルタンニンレザーの自然な色合いが柔らかな印象を与えます。


【CYPRIS COLLECTION】名刺入れ(ササマチ)■ボックスカーフ&リンピッドカーフ

きめ細やかな繊維が特徴のボックスカーフを使用した名刺入れです。このシリーズは外側が黒しかありません。

個性を発揮する部分は内側の配色です。チョコ・ネイビー・レッドから選ぶことができます。内側をレッドにしたくなりますが、ここはあえてネイビーを。


ネイビーはきわめておとなしいいろですが、色合いは上品そのもの。控えめに一瞬ではわからないくらいの色の違いを演出するほうが趣があります。


何の変哲もない名刺入れに見せかけて実は大人な遊び心のある逸品です。



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この記事を書いた人

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