【JAL】飛行機の当日券は思いのほか高い

知っておいても損しない話
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飛行機の料金ってみんなが思っている以上に高いです。

普通運賃で乗る人は少ないはずなので、あんまり考えることもないかもしれません。


わたしは特典航空券を利用することが多いので、めったに航空券を買いません。

なので、早期割引運賃でも高いと感じてしまうほどです。

慣れというのは恐ろしいものですね。


「飛行機ってこんな高いの??」

久々にJAL国内線の運賃を調べていまして、その時に普通運賃を見てハッとしました。

今回は普通運賃がどれくらい高いのか、そして少しでもお得に乗る方法がないかって話を掘り下げてみたいと思います。

JAL国内線の特便割引は安いけど制限あり

フラッと東京に行ってみようかと思い、JAL国内線の運賃を調べてみました。

すると、「飛行機の運賃って種類がたくさんあること」に気がつきました。

いまさらかって話ですが。


特典航空券を利用していると運賃を見ることも少ないですが、改めて運賃一覧を見ると運賃の種類によって価格にかなり差がありますよね!



航空券を手配する時には「特便割引」を利用することが多いと思います。

特便割引なら出発の前日までお得な料金で飛行機を利用することができます。


今回調べた運賃の中でも、特便割引が一番安い運賃となっています。


旅費は安いほうがいいので、あえて特便割引より高額な運賃で予約する必要もありません。

素直に考えれば、特便割引で予約可能な出発日前日なら普通運賃を利用しませんよね。


JAL特便割引の種類

お得な価格で飛行機に乗れる特便割引は、早く予約するほど割安になります。

特便割引には次の4種類があります。

  • 特便割引21⇒21日前までの予約
  • 特便割引7⇒7日前までの予約
  • 特便割引3⇒3日前までの予約
  • 特便割引1⇒1日前までの予約

特便割引は「早く予定を確定させてくれたお客さんには割安の運賃でサービスしますよ」って料金です。

なので、早く予約すればするほど格安で航空券を手に入れることができます。


JAL特便割引は変更不可なので要注意

特便割引は早く予約することで運賃が安くなるのでお得ですが、ちょっと制約があります。

特便割引で予約した航空券は「変更」に制限がかかってしまうのです。


  • 特便割引は購入後の変更が不可⇒変更したい場合は取消料発生!!

ただし、普通席からクラスJやファーストクラスへの当日アップグレードは有料で対応可。



特便割引の航空券は予約してから発券するまで最大3日の猶予があります。

猶予期間内なら予約をキャンセルするだけなのでお金は要りません。

しかし、購入手続きを済ませてしまうと変更が効かないので取消料を払わないといけなくなります。


搭乗便が変更できないと急な日程変更へ対応できなくなりますよね。


特便割引は変更不可という制限があるかわりに低価格で販売されている航空券です。

1か月くらい前には旅行日程をしっかり確定して搭乗便を絶対に変更しない場合にはオススメな運賃種類です。


普通運賃が高い理由

特便割引なら前日の予約でも普通運賃のおよそ半額で飛行機に乗れます。

お得な特便割引は前日までの予約・購入でも利用できるので、普通運賃で飛行機に乗る人なんていないだろって思いますよね。


私もずっと普通運賃で飛行機に乗るって発想はありませんでした。

どんなに急な日程でもほとんどの場合、前日までに予定は確定するはずです。

なので、飛行機の当日便に普通運賃で乗るってレアケースだと思います。


では、なぜ高額な普通運賃が用意されているのでしょうか。


普通運賃は最も自由に変更できる運賃種類

普通運賃は最も高額ですが、予約変更などの制約が最も少ない運賃です。

また、マイル積算率も特便割引よりも高く設定されています。

特便割引は安い代わりに制約が多くマイル積算も低い運賃種類なので、まさに対極にあります。


普通運賃は予約を柔軟に変更したい場合や前日までに搭乗便が確定できない場合には威力を発揮しそうです。

また、当日どうしても飛行機に乗らないといけない場合にやむなく利用する感じです。


急な予定変更が発生する可能性がなければ、あえて普通運賃で予約する必要はありません。


当日便に乗る時は「株主割引」か「ビジネスきっぷ」

以前はブリティッシュエアウェイズのマイル(BAマイル)を使って、JAL便の当日発券が可能でした。

しかし、現在は残念ながらBAマイルで当日発券ができなくなってしまいました。


どうしても当日便に乗らないといけないって時にいい方法はないものでしょうか。


当日発券は「株主割引」が最強

どうしても当日便に乗りたい場合、最もお得なのは「株主割引」です。

日本航空の株主優待として発行される株主割引券を持っている人が利用可能なので、誰でも利用できるってものではありません。


ただ、当日便でも特便割引と同等の運賃で手配可能なうえ、変更も可能。

とにかく柔軟性が高くて低価格な航空券が手に入ります。


株主割引券がほしいという理由でJALの株を保有している人も少なくありません。

株主になるにはまとまった資金が必要になるので、わざわざ株主になってまで手に入れる必要があるかは要検討です。


地味に割引される「JALビジネスきっぷ」

当日発券でもお得な航空券には「JALビジネスきっぷ」もあります。

JALビジネスきっぷの詳細はこちらを参考にしてください。


価格は当日の普通運賃より安く設定されていて、予約変更も可能。

なおかつ、マイルも100%積算です。


とても地味な運賃種類ですが、多忙な人には喜ばれそうな内容ですね。

株主割引のようにJALの株主割引券を持っている必要もありません。


しかし、JALビジネスきっぷも誰でも利用できるってものではなく、限られて人にのみ販売されます。


飛行機の当日券はとても高額です。

いつも割引された運賃を利用していると本来の価格がわからなくなってしまいます。

かなり高いのであえて普通運賃で飛行機に乗る必要はありません。


もし当日便に乗らざるを得ない状況になった時、今回紹介した株主割引やJALビジネスきっぷを思い出して役立ててみてくださいね。



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この記事を書いた人

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