【JRHM】東京ステーションホテル滞在記【旅の起点・終点】

旅行にまつわる話
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今年はJRHMの年と勝手に設定しています。

久々に訪れたのはJRHMかつ日本クラシックホテルの会に属する東京ステーションホテル。

1915年に開業した堂々たる赤煉瓦の洋館を一度は目にしたことがあるでしょう。


束の間の滞在でしたが美しいホテルを楽しみつつ、JRHMらしい心遣いにも満たされました。

今年どれほどホテルを訪れることができるかわかりませんが、東京ステーションホテルをJRHMとクラシックホテルの旅の起点とします。


東京ステーションホテルの玄関

東京駅の丸の内側に佇む巨大な洋館。

その1階に東京ステーションホテルの入り口はあります。

丸の内南口に出て少し北に進むと小さな看板が立っています。

雨の日でも傘要らずなルーフ付き。

左奥に見えるドアを入れば別世界のような美的空間が広がります。


エントランスとフロント

自動ドアの先は明るいエントランス。

温かな照明が灯されています。

右手に目をやるとソファ。

少しの待ち時間はここで過ごせます。


ソファに腰を下ろすと大理石で装飾された艶やかな暖炉が目に映ります。

入館者はアルコール消毒をおこない、検温を通過して奥へ進みます。


チェックイン。

感染対策としてシールドが張られています。

あまり大きくないフロントですが、天井高のおかげで空間にゆとりを感じます。


白と金と茶。

落ち着いた色調であり、なおかつ華やぎを感じる取り合わせです。


この柔らかな雰囲気の源泉は天井にあるシャンデリアです。

見上げれば、東京ステーションホテルにきたのだ、と感慨もひとしお。


東京ステーションホテルのエレベーターと廊下

客室に向かうには宿泊者専用のエレベーターを利用します。

エレベーターホールもロビーの延長線上にあり、白を基調に。


エレベーターホールにも生花が美しくいけてある気遣い。

ちょっとした待ち時間にも穏やかな空気が流れます。


今回のお部屋は3階。

エレベーターで上がると少し雰囲気が変わります。

照明は温もりのある色調。

くつろぎのスペースに来たのだと実感。


客室フロアではエレベーターホールと廊下の間にドアがあり、ルームキーをかざさなければ入れないようになっています。

ちなみに、廊下に設置された照明はエレベーターのある場所だけ色が異なります。


セキュリティの先に進むと客室が並びます。

長い長い廊下は東京ステーションホテルの特徴。

廊下の両サイドに部屋があり、駅側は眺望なし。皇居側は丸の内の建物群が見えるようになっています。

長い廊下の途中には絵画や写真、生花が飾られています。


東京ステーションホテルの客室

さて、いよいよ客室に入ります。

今回は東京ステーションホテルの一般的なお部屋を利用しました。

それほど広くないですが、雰囲気のある良いお部屋です。


パレスサイドツイン

まずは丸の内を眺望するお部屋。

広さは40平米ほど。

さっそくお部屋探訪です。


バス・トイレ・洗面台

ウエットエリアは適度な広さを備えており、調度品も気をてらうことなく上品。

大きな鏡の左右には柔らかい色調の照明が灯されています。


洗面台周りは大理石と木の組み合わせで大人しくまとめてあります。

洗面台の蛇口はてこの原理を用いた蛇口。

支点力点作用点を意識して使うと賢くなったような錯覚を覚えます。


鏡の下にはアメニティやグラスを設置。

このアメニティはエキゾチックな香りがしますが、好みは分かれそう。


必要なものはひととおり置いてありますね。

固形石鹸を使わなかったのが心残り。


バスは洗面台の左手にあります。

レインシャワーもあるのでよし。

ステンレスがピッカピカに磨かれて清潔感もバッチリです。


浴槽も申し分ない大きさ。

蛇口や手すりの曲線が柔らかな印象で好みです。

壁面には大理石をたくさん貼ってあり豪華さが漂います。


さて、こちらトイレ。

扉を開けると小さな額がかけられています。


至って普通なトイレ。

電話機があるので、万が一閉じ込められても助けを求めることができるので安心です。


部屋の入り口からウエットエリアの床面には大理石が使われています。

すばらしい輝き。

しかし大理石は水に濡れると滑りやすいため注意が必要です。


ベッドまわりのようす

パレスサイドツインのベッドはこんな感じです。

抱き枕に最適な丸い棒状のクッションの柄もステキ。


大きなベッドではありませんが旅の疲れを癒すには充分に快適。

ベッドサイドにはランプと読書灯があるので便利。

ただ、コンセントは1個だけなのは残念。

スマホの充電をめぐって争いが起きないよう気をつけましょう。

一応コンセントはテレビ付近にもありますよ。


東京ステーションホテルは天井が高いため圧迫感はありません。

室内を照らすメインライトがひとつ下げられています。

白熱色の柔らかい光は心を落ち着かせます。


ベッドの横、窓側にはソファ。


カーテンを開ければ丸の内のビルディングたちがよく見えます。


丸の内ビルディングと新丸の内ビルディングの間は行幸通り。このビルディングたちの向こうに皇居があるのです。

かつては低いビルが並んだ丸の内も、いまや天にも届く高層ビルに姿を変えています。


駅前広場も整備を終えて東京の玄関は壮麗になりました。

ビルの間から見える皇居の茂みが実に東京ステーションホテルらしい眺望。


ドームサイドダブル

少し違うタイプのお部屋も見ておきましょう。

東京ステーションホテルには美しいドーム内を眺望するお部屋もあります。

パレスサイドとは雰囲気の違いなかなかおもしろいのです。


ドームサイドのお部屋に向かうと廊下に変化が現れます。

ドームに近づくと廊下は少しだけ上り坂に。


左右に割れる廊下はドームを一周しています。

この廊下のドーム側の部屋からは東京駅にある左右のドームの内側に向いて窓があるのです。


部屋の基本的な設備はパレスサイドと変わらず。

このお部屋はドームサイドダブルなので少しばかり狭いのです。


狭い。

ソファもやけに場所をとっている感じがします。

パレスサイドに比べると壁紙の模様や絨毯・クッションの柄、カーテンにも違いがあることに気がつきます。


他にもベッドサイドのランプやテーブルも仕様が異なります。

天井高はやはり充分なので狭苦しくはありません。


カーテンを開ければ美しく修復されたドームの装飾を眼前に楽しむことができ、少し見下ろせば改札を行き交う人の姿がみえます。

しかし、いつ見ても美しいドーム。

カーテンを開け放したお部屋は通行人やドームサイドの他のお部屋からも見えるので、くれぐれもご注意を。


バー・カメリア

東京ステーションホテルにはレストランとバーがいくつかあります。

コロナの影響で営業時間が短縮されていたり、クローズしているため残念です。


今回の滞在では少し遅めのランチを楽しんだので、夕食はとらず。

かわりに館内のバーを訪れることに。

オークはクローズとのことでカメリアで泡をいただきました。


カメリアはカフェ・バーの位置付けであり、お食事のメニューも豊富。

少し空腹を満たしたいときにカメリアは有能です。


東京中央郵便局がチラッと見える窓。

コロナのため19時ラストオーダーで20時閉店という早仕舞いスタイルとなっているため、泡をがぶ飲み。

急ぎすぎて泡の写真を撮り忘れてしまいました。残念。


かわりに廊下の美しい細工を撮影。

明るくモダンなレストランフロアの廊下には細かいモザイクが施されています。

泡を撮り忘れたことに気がつきしょんぼりしながら部屋に戻るわたしの視界にまで、美しい装飾を見せてくれるなんて。


ゲストラウンジアトリウムの朝食

翌朝は早起きして誰もいないロビーや丸の内の広場を散策し、アトリウムへ。

廊下を歩いてホテル中央まで進むと階段が現れます。

この階段を登ると4階がアトリウム。

もちろんエレベーターもあるので安心です。


アトリウムがある場所は東京駅丸の内駅舎の中央屋根部分。天井は屋根と同じ形をしています。

ちなみにガラス天井は線路側。

シャンデリア下にある四角い構造物はエレベーター。


朝早かったためか、アトリウムはガラガラです。

さっそく席に座り朝食を楽しみます。


100種類揃えてあると言われるアトリウムの朝食ブッフェ。

コロナ対策として小分けにされ、プラ製のカバーがかけられています。


洋食だけでなく和食も充実しており、ミニサイズの海鮮丼や鰻丼まで用意されています。


わたしはとりあえずこんな感じに。

一つ一つが控えめサイズなので、さまざまなお料理を少しずつ楽しめてステキ。


卵料理はやはり美味。

カニ入りのオムレツとスープをオーダーしてみました。


具材もしっかり入ったスープは健康的。

少しおなかも膨らんできます。

いや、まだ終わるわけにいかないのです。


オムレツを頼んだときに発見したエッグベネディクト。

なんかパンが焦げてないかしら?と思いましたが。


焦げているのではなく、イカ墨的な黒さです。

エッグベネディクトを考案した人は神であると思わずにはいられません。


さて、おなかが満たされたので別腹を。

なんだか少なくて寂しいですね。

デザートコーナーにはケーキやカットフルーツ、ヨーグルトが用意されています。

奥のスタッフがいるところではフレッシュフルーツを使ったジュースやスムージー、紅茶などの飲み物が提供されています。


わたしはフルーツとケーキを選択。

そこに紅茶を添えてみました。


紅茶はロンネフェルト。

わたしの大好きな紅茶が何種類もあるのです。

お料理をいただき満足したので、最後はロンネフェルトのジャスミンでさわやかな朝食を締めくくりました。


東京ステーションホテル発

ここは帝都の玄関口。

さまざまな人が憧れる起点であり終点です。


東京ステーションホテルの長い歴史は駅舎復元とともに再スタートしました。

壮麗な建物や美しい調度品には息をのみます。

しかし、TSHを愛してやまない所以はそればかりではないのです。


滞在中、スタッフのみなさんにはお気遣いとご配慮をいただきました。

JRHMらしいスタッフの笑顔と優しさは丸の内駅舎の壮麗な建物以上に魅力的です。


今年の旅はJRHMを。

まずは東京ステーションホテル発。

行き先はどこになるでしょう。


行き先がどこであったとしても、途中さまざまな場所を経由するのは想像に難くありません。

いつかまた戻ってくる旅の起点であり終点、東京ステーションホテルをチェックアウト。

丸の内に背を向けて歩を進めた2月のある日。



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この記事を書いた人

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