アメックスのペイフレックスは基本的に不要

カードを活用するための知識
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アメックスの「ペイフレックス」というサービスを知ってますか?

2017年からサービスが広く展開されており、内容についてよくわからない部分もあったのでちょっと調べてみました。


基本的にお金の流れが良好な人にとっては利用場面がイメージしにくいサービスです。


「高金利でお金を貸して儲けてやろう」みたいな姿勢はカード会社の品格を下げるだけなので、私はどうしても好きになれません。

今回は「ペイフレックス」がどれほど本来のアメックスユーザーに似つかわしくない支払方法かを知ることができます。

クレジットカード業界が推し進めているリボ払いの特徴を見極めてもらえればと思います。

アメックスの「ペイフレックス」とはどんな支払方法か?

「ペイフレックス」ってサービス名も浸透してますが、まだ聞きなれない人もいるかもしれません。


ペイは「支払い」、フレックスは「柔軟な」って意味です。

ということは、「ペイフレックス」=「支払いに柔軟性がある」ってことです。


仕組みをよく理解しておかないと変な支払方法で思わぬ損をしてしまうかもしれませんから注意が必要です。

ペイフレックスの内容を確認しておいたほうが良さそうですね。


ペイフレックスとは「リボ払い」のこと

公式ホームページで調べてみると、ペイフレックスとはアメリカンエキスプレスが提供するリボルビング払いのサービスの名称のようです。


このペイフレックスには「あとリボ」と「自動リボ」の2種類が用意されています。

アメックスユーザーは「あとリボ」と「自動リボ」のいずれかを選んで登録することができます。


あとリボとは

一括払いで決済したカード利用分の中から、一部の利用分をあとからリボ払いに変更可能なウェブ限定のサービスです。

あとリボを活用すれば、カードの請求額が確定した後でも必要に応じてリボ払いとすることが可能です。

ショッピングや旅行などが重なって一時的に支払金額が多い月など、支払にゆとりを持たせないと厳しい時には引き落とし額を少額にすることができるのがウリです。


自動リボとは

カードの利用金額が一定金額を超えた場合は超えた部分が自動的にリボ払いとなるよう予め設定しておけるサービスです。

月によって引き落とし額が急激に増えることがないので計画的な支払ができるのがウリです。


しかし、リボ払いというのは基本的に利用してはいけない危険な支払方法です。

便利さをアピールする宣伝を鵜呑みにすると、大きな負担を強いられることになりますから注意が必要です。

アメックスはもともと翌月一括払いしかできないカードだったんですが、いまではリボ払いを激しく推しているんですね。

一応ステータスを売りにしているアメックスがリボ払いを熱心に宣伝するのは悲しいことです。

ペイフレックスに対する率直な感想

カード決済が「一時的な借入れ」と理解できている人なら、「ペイフレックス」が基本的に不要なサービスです。

というか、一般的なアメックスユーザーから見ればリボ払いは必要なサービスではないです。


大体、アメックスの顧客で「カードの利用額が多すぎて払えないからリボ払いに変えたい」という人がどれくらいいるのでしょうか。


アメックスはT&Eに特化したカードです。

お金ない人がT&Eを楽しんでる場合じゃないでしょってことです。


お金ないけど遊びたいって人は、真面目に貯蓄したり稼いだり遊んでください。

真面目に収入と支出のバランスを考えてください。

リボ払いを利用するくらいなら、最初からカード決済しないほうが身のためです。


ペイフレックスが自動設定されるのは残念すぎる

アメックスからペイフレックスのお知らせが届いていたのは2017年です。

当時新しく始まったサービス「ペイフレックスあとリボ」の案内でした。


そこに書いてあったのは「カード会員にはアメックスが自動的にペイフレックスあとリボの設定した」とのお知らせ。

そして、アメックスは「あとリボを使ったらポイントたくさんあげますよ!」という案内も同封。


「リボ払いで支払う金利」と「アメックスからもらうポイント」を比べれば、ポイント目当てでペイフレックスを利用するのがどれほど意味がないことかわかりますよね。

アメックスユーザーにもこんな案内でペイフレックス使ってしまうもいるんですね。


わたしはアメックスの「原則翌月一括払い」という考え方を強く支持しています。

リボ払いを宣伝することなくアメックスらしい考え方を維持してほしかったと思います。

リボ払いも使い方によって便利な場合があることは否定しませんが、安易に利用を促すと支払能力が低い利用者が増えてしまいますからね。


どうすればペイフレックスを解約できるのか?

勝手に設定されている不要な融資枠なんて即刻解約したいと思った人は安心してください。

とても簡単に解約可能です。

カードに勝手に設定された「リボ払い」を取り去ってしまいましょう。


一刻も速く解約したい場合はアメックスに直接電話

デスクに電話してリボ払いを解除してほしいといえば、すぐに対応してくれます。

電話がつながってすぐに「ペイフレックスを解約したい」と伝えれば大丈夫です。


デスクからは「あとリボは自分でリボ払いに変更しなければ特に害はない」という説明がありました。

「害はなくてもアメックスのカードにリボ払いが付いていること自体が気に入らない」と伝えるとすぐに解約手続きを済ませてくれました。


「ステータスを売りにしながらリボ払いで儲けようとかどうなの??」


デスクの方もお仕事ですから大変ですね。

本来のアメックスユーザーならリボ払いを使うなんて想像しにくいですが。

リボ払いを自動で付けるってことは、リボ払いを使いそうな人がアメックスを持ってるってことなんでしょうね。


リボ払いを解約してアメックスを愛用しよう

カード会社はどこも経営的に厳しい時代です。

消費が落ち込んでいるためカードの利用額も減り、年会費収入も減っています。


そんな時代でも事業を存続するためには継続安定した収益が必要。


ペイフレックスのようなリボ払いはカード会社が収益を上げるために必要不可欠な仕組みです。

でも、賢明なアメックスユーザーはペイフレックスを使わないようにしましょう。


翌月一括払いに強いこだわりを持って、無駄に金利を払わないようにしましょう。

とはいえ、アメックスが儲からないと利用者向けのサービスも改悪されてしまいます。

なので、日々の小さな決済から旅行まで、幅広い生活シーンでアメックスを活用しましょう。



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この記事を書いた人

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