お金持ちはどんな財布を使っているんでしょうか??
札束が丸ごと入るような分厚い長財布を持っていそうな気がしますが、実際のところはよくわかりませんよね。
実際のお金持ちは財布を選ぶにも「コストパフォーマンスのいい財布」を意識します。
では「コストパフォーマンスのいい財布」とは一体どんな財布なんでしょうか?
今回は、たくさんの財布の中からお金持ち好みの「コストパフォーマンスのいい財布」をご紹介したいと思います。
この記事を読めば、お金持ちが無意識に実践している「お金の扱い方」や「お金に対する考え方」も知ることができます。
お金持ちの財布の特徴を学びながら、けっして成金趣味ではない「上品なお金持ち」となるための考え方も感じてもらえればと思います。
「長財布」と「二つ折り財布」の特徴を整理
まず財布のデザインのお話です。
「お金持ち 財布」で検索すると「お金持ちは長財布を持っている」とか「二つ折りの人が多い」とか「財布は持たない」など、いろんな意見があります。
実際はどうなんでしょうか?
「長財布」と「二つ折り財布」はどちらも一般的な形状なので、お金持ちの財布も基本的には「長財布」か「二つ折り財布」のどちらかです。
まずは一般的な財布のスタイルとして定着している「長財布」と「二つ折り財布」それぞれのメリットとデメリットを確認してみましょう。
長財布のメリット
- 収納力がある
長財布にはお札を入れる場所のほかに、小銭入れ、カードポケットが10前後あります。
紙幣だけでなくカード類を複数まとめて持ち歩きたい方にはうれしい収納力を持っています。
- 見た目がスマート
長財布は二つ折り財布に比べて「圧倒的な薄さ」を実現します。
単純に考えて半分くらいの厚みですね。
薄い財布はスーツやジャケットを着用するビジネスマンには最適。
上着の内ポケットに入れてもかさ張らず、スマートなビジネスシーンを演出するのに有効です。
また、財布の中身を取り出す際も、カード類や紙幣・硬貨が見やすいためサッと取り出せます。
こういう細かな部分がスマートさをより印象づけるんですね。
- お札を曲げなくていい
これは気にする人は気にするポイントです。
紙幣を財布に収納するときに、長財布は全く折り曲げる必要がありません。
お金持ちが長財布を持っているといわれている理由の一つですね。
「お金持ちはお金を大切にするから、決して折り曲げない=長財布を持っている」という発想です。
必ずしもそうではありませんが、考え方の一つとしてはあるでしょう。
長財布のデメリット
- ジャケットなしでは持ち運びに不便
長財布はある程度の長さがあるため、ズボンの後ろポケットに入れて歩くとポケットから大きくはみ出てしまいます。
また、長財布を手で持って歩き回るのもスタイリッシュではないですよね。
ジャケットを常に着用していたり長財布を収納できるカバンを常に持ち歩く人には全く関係ありませんが、カジュアルスタイルでは少し持ち運びに不便を感じるかもしれません。
二つ折り財布のメリット
- 持ち運びに便利
二つ折り財布は小型です。
そのため、ジャケットやスーツの上着の内ポケットだけでなくズボンの後ろポケットにもすっぽりと収まります。
ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも小型の二つ折り財布は持ち運びのストレスが少ないので、汎用性が高く活躍の場面が広い財布と言えます。
二つ折り財布のデメリット
- 痛みやすい
使い方によって財布の寿命は大きく変わります。
二つ折り財布はズボンの後ろポケットに入れてしまいがちですが、財布にとっては過酷な使い方やめたほうがいいですね。
後ろポケットに財布を入れたまま椅子に座ったりすると、財布にかなりの負荷がかかります。
長財布ではそんなことしないですよね。
カジュアルスタイルで活躍しやすい財布であるため、財布本体にかなり負荷のかかる使われ方になりがちです。
丈夫な財布でも過酷な使い方をすると、ほつれや破れ、革の摩耗、色落ちなどのトラブルが発生しやすくなります。
お金持ちは長財布か二つ折りか
「長財布」と「二つ折り財布」のメリット・デメリットを理解したうえで、お金持ちはどちらの財布を選択しているのでしょうか。
ここからは、お金持ちが財布を選ぶときに「考えていること」にも触れながら「長財布」と「二つ折り財布」のどちらを選んでいるのか説明していきます。
お金持ちが財布を選ぶ基準
本当のお金持ちは「お金持ちならどんな財布を持つべきか」なんて考えたりしません。
お金持ちは、お金を管理することが上手です。
自分のところに集まってくるお金を大切に使い、さらなる富を生み出すことにつなげられる人だけがお金持ちになれます。
お金持ちは普段からお金を管理しやすい状態におくことをとても重視しています。
銀行口座や手持ちの金庫の管理もそうですが、毎日持ち歩く財布もお金を管理するための道具だと考えているのです。
財布がお金を管理するための道具である以上、もっとも重視されるポイントは「使いやすさ」です。
財布の使いやすさは感覚の問題ですから、人それぞれ感じ方が異なるのは当然です。
大容量の財布がいいと感じる人もいれば、コンパクトで持ち運びに便利な財布がいいと感じる人もいますよね。
こうした感覚は普段の生活スタイルによって変化するものであり、簡単に優劣をつけることができません。
お金持ちが財布を選ぶ基準は「生活スタイルにマッチして使いやすい形や素材のものかどうか」という点が大きなウエイトを占めているのです。
あくまでも道具としての優秀さを第一に選び、好きなブランドや素材など後付で個性を発揮していくのが最も無駄のない選び方なのです。
長財布も二つ折りも「お金持ち財布の素質あり」
財布はあくまでも「お金を持ち運ぶための道具」です。
道具である以上、自分自身が最も扱いやすいタイプの財布を使うのが理にかなっています。
いままでずっと二つ折りの財布を使っていた人に、小銭入れもついていない札入れタイプの長財布を使うようにすすめても、使い勝手が悪いだけです。
私の周りにいるお金持ちはみんな「使いやすさ」を重視しています。
なかには財布を持たずに現金をポケットに入れて持ち歩いている人もいます。
お金持ちは自分自身の生活や仕事の中に違和感なく溶け込んで「いつでも便利に使える財布」を選んで愛用している人ばかりです。
この発想はとても合理的ですね。
お金持ちに憧れる人は、お金持ちの持っている財布と同じものを「所有すること」に力を注ぎます。
しかし、実際のお金持ちはライフスタイルにあった長く使える上質な財布を買い求め、「使い倒すこと」に力を注ぎます。
お金持ちに憧れて外観や持ち物をまねても、発想が異なっていればお金持ちにはなれません。
お金持ちになるための財布を選ぼうとするのではなく、お金持ちが財布を選ぶ基準を学べばお金持ちの考え方が理解できるようになります。
- お金持ちは「自分の好きな形の財布」をストレスなく使っているのです。
- 間違いなく愛用します。
- 素材や縫製が良ければ手入れ次第で長持ちします。
長持ちすれば買い替える必要がありません⇒節約
財布を長く使う人が「財布選びの基準にしていること」はこちらの記事に詳しくまとめてありますので参考にしてください。
お金持ちの財布は意外に地味
お金持ちにとって財布は見せびらかすものではありません。
なぜなら、お金持ちは「自分がお金持ちだと知らせて歩く必要がない」からです。
彼らは誰にアピールしなくてもお金持ちなので、全く目立たない「普通の財布」を使っています。
私の周りでは黒い長財布、茶色の二つ折り財布を持っている人が多いですが、案外普通です。
ただし、お金持ちに共通しているのは「素材も仕上げも上質な財布を長く大事に使う」という考え方ですね。
![](https://i0.wp.com/thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/ajioka/cabinet/item_ganzo_cordovan/57192_pc_de_01.jpg?w=1256)
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知らない人には全くわからないですが、コードバンは馬の革。
とっても貴重なのでそれなりに高価です。
でも、美しさが段違いで丈夫なんですよね。
![](https://i0.wp.com/thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/ajioka/cabinet/item_ganzo_cordovan/57879_pc_de_01.jpg?w=1256)
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二つ折り財布だってコードバンなら丈夫なので長持ちします。
ブライドルレザーの財布も丈夫なので好みが分かれるところですが、どちらにしても「長く使えるもの」である点は共通です。
ブランドで勝負するのではなく「品質と価格のバランスが優れた良品」を愛用したい場合は、「控えめなデザインで上質素材を使った財布」が上位候補になるのです。
お金持ちの財布は中身がきれい
お金持ちは財布の中に無駄なレシートなど入れず、紙幣をきれいに整理して入れています。
入っているものは必要最低限の現金とクレジットカード類が数枚って人が多いのです。
財布が整理整頓されていれば次のよう利点があります。
- 所持金の残高が一目でわかる
- カードの所在がすぐにわかる
また、レシート類を溜め込まず毎日整理すれば使った金額を確認する習慣が付きます。
こまめにレシート類を取り出して支出をチェックすることで財布の中身も整理整頓された状態が保てれば一石二鳥ですね。
貧乏人の財布は中身が汚い
貧乏体質の人は財布の中にレシート・紙幣・クレジットカード・ポイントカードなどが入り乱れています。
財布が要らないものでパンパンに膨らんでいると中身の管理なんてできません。
レシートを財布に入れっぱなしにしているのは支出をチェックしていない証拠です。
使う機会の少ないクレジットカードやポイントカードがたくさん入っていると、さらに財布の中身はゴチャゴチャになります。
財布の中身が汚いとお金の流れが明らかになりません。
むしろ無駄な支出を重ねて、どんどん暮らしを貧しくしていくのです。
財布だけマネしてもお金持ちにはなれない
お金持ちの持ち物に関心をもって、真似することはとてもいいことです。
しかし、外見だけを真似したって何にもいいことはありません。
中途半端に真似すると「身の丈に合わない支出」を重ねて財産を失ってしまうだけです。
最も大事なのは「お金持ちが極めてシンプルな思考」で動いていることに気づき、その思考法を真似することです。
ネームバリューではなく、実際のバリューを重視するのがお金持ちです。
誰もが知っているハイブランドは名前のせいで必要以上に高いのです。
お金持ちは「同じ品質を求めればもっと安く、同じ価格を出せばもっと高品質なものが手に入る」ということを知っています。
財布はあなたのお金を入れるための道具です。
あなたにとって一番使いやすくシンプルで飽きのこない財布をいつまでも大切にしてください。
財布は大事にすれば何年でも使えます。
財布を長い間使っていると少しずつ「金運」を蓄えてくれます。
なので、毎年のように財布を買い替える必要なんてありません。
良い財布を買って大切に使えば、「お金の知識を得たり、相談するためにお金を使う余力」が生まれます。
財布選びも大事ですが、合わせて知っておきたいのは次の点です。
- お金持ちの行動を真似する
- コストパフォーマンス良好なお金の回し方を学ぶ
- お金を使って良好な人間関係を作る
- お金を使って知識を得る
- お金を増やすサイクルを見つける
お金を上手に動かすには知識と行動が必要です。
財布選び一つでもお金持ちはコストパフォーマンス重視。
お金持ちの発想と行動を学ぶ機会ととらえて、財布選びを楽しんでみると選択肢も変わってくるかもしれませんね。