岡山・倉敷へ移住するデメリットというかマイナス点

知っておいても損しない話
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ここ数年、岡山や倉敷の街で「岡山県民っぽくない人」を見かけることが多くなりました。

観光地でなく生活エリアで見かけることが増えたので、おそらく移り住んできた人たちではないかと思います。


岡山県は温暖な気候と交通アクセスの良さが評価ポイントです。

災害も少ないのでのんびり暮らすには最適な場所ですが、関東や関西から岡山県に移住してきた人たちはどんなふうに感じているのか心配になったりします。


そこで今回は岡山県への移住を考えている人に向けて「こんなはずじゃなかったのに」と後悔しないように「岡山・倉敷に住むときに発生するマイナス面」をあえてお話ししておきたいと思います。


岡山はいいところですが「住み始めて見えてくる悪い部分」も知っておけば総合的な判断ができるというものです。

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岡山県の人口は南部に集中している

岡山県の人口は190万人くらいです。

その半分以上にあたる100万人が県南部の岡山市と倉敷市に住んでいます。

岡山県の人口はなぜこんなに大きく偏っているんでしょうか。


岡山県の人口が南部に集中する理由

岡山県南部には工業が集中しています。

重工業などの大規模な工場は岡山市や倉敷市の沿岸を中心とした工業地帯に集積してります。

そのため工業地帯へ通勤可能なエリアには人口が集中しやすいのです。


逆に岡山市・倉敷市以外の市町村では人口が激減中。

高齢化が加速し続けるという状態になっています。

県北にある津山市は岡山県第3の都市ですが、人口規模は10万人を割り込んでいます。

市町村合併により広域化したにも関わらず、県北部の衰退はかなり厳しい状況です。

大規模な工場が少なく、働く場所が限られてくるため人口増加も期待できない状態が続いています。


一方で、県北は人が少ないゆえに開発も遅く、農地が豊富にあります。

新規就農を希望する人には「自然とふれあう暮らし」が実現しやすい地域であり魅力的といえます。


岡山・倉敷間の道路渋滞がひどすぎる

人口の偏りは日々の暮らしに大きなストレスをもたらします。

日常生活に影響のあることでいえば「交通の問題」が深刻です。


岡山県は公共交通機関が発達しておらず、県民はマイカーで移動することがほとんどです。

一家に一台ではなく、一人一台のレベルで車を持つことも普通です。


県北の農村地域なら理解できますが、県南部の主要都市でもマイカー普及率が高いのは地方都市特有の現象ですね。


岡山・倉敷に出かける際には電車やバスで移動する人は少数派です。

自宅から車に乗って直接市街地へ向かうため、交通渋滞は慢性化しています。


県南を東西に貫く国道2号線も車線拡幅工事が完了したのに、大渋滞。

岡山駅周辺にはイオンモールができたためマイカーが押し寄せ、大渋滞。

そこに岡山県民の交通マナーの悪さが輪をかけて、さらに大渋滞。

最悪です。


土日祝日の岡山市中心部は常に大渋滞。

岡山と倉敷を結ぶ道路は基本的にすべて渋滞します。

電車やバスの便利が悪いためにマイカー利用になり、電車やバスの利用者が減るからさらに便利が悪くなり、マイカー利用者が増えていくという循環に陥っているのが岡山です。


そんな大渋滞に住もうと考える人は次の3点を意識しておくといいと思います。

  • 渋滞でも怒らない広い心を持つ
  • 移動は電車かバスか自転車にする
  • 駅近くの物件に住む

少しずつ道路事情は改善されていますが、郊外に家を買うとマイカー移動が必須になってしまいます。

岡山駅や倉敷駅から徒歩圏内のマンションンに住むのがもっとも賢いと思いますよ。


岡山県民は自己中心的な人が多い

岡山県は穏やかな気候に恵まれているため、平和に暮らせます。

災害に見舞われないというのは実に幸せなことです。

しかし、この平和な感じが岡山県民の特徴を作り上げるのです。


それは「他人に無関心で自分のことしか考えない」ってこと。


平和な地域だから「自己中心的」になる

他県の人からよく指摘される「自己中」な県民性ですが、岡山県民に悪気はありません。

長い間平和に暮らしていると「周囲と協力する」という場面が極めて少なくなるのです。

地域の人で協力して防災に取り組まなくても、大した被害にあってこなかったので協力する必要に迫られていません。

こんな背景から岡山県民は「他人には深く干渉しない」という傾向があります。(当然、個人差はあります。)


しかし、岡山県民はなぜかチヤホヤされたいので、他人から無視されると機嫌を損ねます。

なんとも難しい性格ですが、基本的に平和に暮らしている人達ですから害はありません。

つかず離れずの適度な距離感で接していれば大丈夫です。


岡山県民が心を開いてくると、きっと岡山県民が絡んできます。

その時は岡山県民と心の距離を縮めるチャンスなので、仲よくしてあげると喜ばれます。


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口が悪い

方言なので仕方ないですが、岡山県民はとにかく言い方がきついです。

「早くしなさい」⇒「はよーしねー」

関東の人は泣いてしまうかもしれません。

いじめられたと思うかもしれません。

東京出身の友人は「岡山の言葉が怖くてメンタル折れそうになった」と言っていました。


でも方言ですから仕方ありません。岡山県民に悪気はないのです。

岡山県民も若手になると方言がゆるーくなっていますが、年配者はかなりの岡山弁を繰り出してきます。


岡山県民の会話は喧嘩のように聞こえる

岡山県民が会話をしていると「喧嘩が始まるんじゃないか?」と思うくらい言い方がきついようです。この点は鳥取県出身の人に「岡山の人は挨拶も怖い」と指摘されました。


街で知人に会った時も、「おどりゃーなんしょんなら。」と言う人もいます。

知人は「買い物じゃー。おめーなんしょんなら。」と言う人もいます。


会って第一声が「おどりゃー」は怖いですね。

こんな言葉を使う人はめったにいませんが、基本的にこんな粗さを持つ方言です。


岡山県民は基本的に格好つけたがる性格ですから、他県の人には割と丁寧に対応しようとします。

岡山県民が親しく岡山弁で話しかけてきたら、仲間になったというサインではないかと思います。


岡山県民はケチが多い

岡山の人はとにかくケチです。

お金を使うことをとてつもなく嫌がります。


これは江戸時代の「倹約令」が染みついた岡山県の特徴です。

毎日の食事は一汁一菜で質素倹約に努めなさいと言われたのをいまだに励行しているのか、お金を貯めることが好きです。


お金を使う話になると、ものすごく節約しようとします。


節約するのは良い事なんですが、自分は損したくないけど他人が損しても構わないオーラが出ているのも事実で、やりすぎ感があります。

親族など自分に近い関係にはお金を使いますが、他人のために自分のお金を使うなんて発想は基本的にありません。


教育レベルが低い

これはどうしようもありませんが、ほんとに教育県岡山なんて言えたもんじゃありません。


岡山県唯一の国立大学、岡山大学の学生は岡山県民が30%で残りは関西・四国方面から来た人たちです。

ひどくないですか??

地元国立大学に地元民が30%しかいないんですよ。

関西から見れば「岡山大学=阪大・神大のすべり止め」、四国から見れば「本土の優良校」らしいです。

ちなみに岡山県内では「岡山大学=賢い」です。年配層には絶大な威力を発揮します。


岡山には加計学園など私立大学がたくさんありますから、とりあえず大学には進学できます。


でもね、地元民の多くが岡山大学に行けないってどうかしてると思いますよ。

岡山大学は旧制官立岡山医科大学を中核として戦後設立された由緒正しい大学です。

江戸時代から藩校を設立するなど教育に力を入れてきたはずですが、当の岡山県民が勉強しない。

そして岡山大学に入学できない。


でもこれはチャンスですね。

他県から岡山に移住してきた人なら、岡山県民と学力で競争しても勝てる気がしませんか??


岡山県の教育レベルは低くても、学習塾でしっかりと個別の学力を高めていけばまったく問題ありません。

岡山県民が平和ボケで勉強をサボっている間に、コツコツ勉強していけば楽勝です。


まとめ

岡山県の悪口みたいになってしまいましたが、移住はトータルで考える必要があると思いますのであえてデメリットというかマイナス点を挙げてみました。


良い事ばかりに目をやって後悔するのは本当に残念なことです。

しかし、現実的なことをしっかりと考えて岡山県に住みたいと思っていただければとてもうれしいことです。


岡山県にはいいところもたくさんあります。

  • 災害が少なく温暖
  • 新幹線や飛行機で東京や大阪にアクセス可能
  • 狭苦しさがない
  • 自然が豊か
  • 食べものはおいしい

こんなに理想的なところはめったにありません。

ここ数年で岡山・倉敷の駅近くでは新築マンションの建設が続きました。

また、中古マンションも価格が上昇中です。


実際に暮らしてみないと「移住してよかった」と思えるかはわかりません。

しかし、何も知らずに移住して後悔するのは残念すぎます。

後悔しないためにも現地を見て空気を感じながら「良い住まい」を見つけることが大切です。

岡山・倉敷に移住を考えているなら、ある程度の期間滞在してみて岡山県の暮らしを疑似体験してみるのがいいと思います。


いいところも悪いところも知って、納得できるまで考えてみてくださいね。

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