NOHGAHOTEL秋葉原東京滞在記【電気街のモノリス】

旅行にまつわる話
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JRの路線が交差する街、秋葉原。

人も感性が交錯する街、秋葉原。

秋葉原という街のイメージは人それぞれに感じ方が異なるのかもしれません。

さまざまな形のカルチャーを生み出してきた街に、このホテルは存在する宿命だったのかもしれません。

今回は深尾先生の視点でNOHGAHOTEL秋葉原の滞在記を。

アートを感じるステキな滞在をお楽しみください。


秋葉原のシック空間

秋葉原の中心を進んでいくと、いつからできたのかダークブラウンのシックな塊が突如あらわれます。

周辺の混沌とした雰囲気とコントラストをなしているのは、野村不動産によるNOHGAHOTEL。

上野に続く2棟目です。


インテリアはHAMACHOHOTELなどを手がける寳田氏(rangedesign)によるもの。

日本における代表的なブティックホテル・デザイナーです。

各部屋の広さなどは一般的なバジェットホテルのスケールですが、たくみなデザインと統一感により古くからあるビジネスホテルのような気配はまったく感じさせません。


マルチラウンジ

特徴的なアートとサインが印象的な一階のダイニングバー+ラウンジスペースです。

カウンターではさっそくワーキングスペースとしてラップトップを開く会社員が目立ちます。

ところどころにアートが効果的に挿入されているのは元UDSデザインからの流れでしょうか。


階段で2階に上がります。

緑に囲まれたテラスにつながる落ち着いたロビー空間。

その中にレセプションカウンターが待っています。


アキバでオトナランチ

チェックインまでしばらく時間があるため、1階のダイニングでモッツァレラチーズとトマトのパスタを。


その後、2階のテラスにハシゴしてコーヒーをいただきます。

1人で食事するときは、デザートなどのタイミングで席を移動して、空間をいろいろな視点・角度で楽しむようにしています。


ビズホではない

さて、チェックインをして部屋へと向かいます。


規模としては一般的なビジネスホテルのそれですが、GENEVAのオーディオや特注の照明、千鳥格子の壁紙をワンポイントで使うなど、要所要所でこだわりを感じるセンスのいい仕上がりです。


また、浴槽をあえて設けずシャワーブースのみとすることで、プランニングに余裕がうまれています。

薄型で引き出しにおさまる貴重品ボックスも、まさに今の時代に合わせたスマートさです。


その後はジュニアスイート的レイアウトのコーナールームも見学。

こちらは秋葉原の真ん中に位置するとは思えないゆったりとしたオトナ空間です。


こちらは2階トイレのスピーカーです。

まだ販売店舗も限られる最新鋭のシースルー型です。


本気のイタリアン

しばらくして、早めの夕食も下階の喧騒を避け、緑に囲まれたテラスでいただきます。


イタリア人シェフによる本格的かつ独創的な料理を楽しみます。


1階の厨房にはピザ窯もあります。


シックな植栽の切れ間から垣間見える秋葉原の街のネオンがコントラストをなしています。


アキバの朝

レストランをあとにして就寝。


そして朝です。

工業的なスラットから差し込む光は、外の電気街の雰囲気となにかしらマッチしています。


朝食は1階のダイニングでフォッカッチャサンドを。


このシックさと秋葉原的カオスな風景とのコントラストは、見方によっては面白い情景を生み出しています。

あえて周辺環境に迎合しないことで、不自然さともまた違う対比の世界が生まれています。


この規模感でこれだけの完成度をみると、もはやホテルにおけるカテゴリの概念は実質なくなっていくのかもしれません。

秋葉原の喧騒やメイドさんの客引きに疲れたら、ここらで羽根を休めるのはいかがでしょうか。



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この記事を書いた人
深尾紀彦

ステイ・アート代表
ホテルを中心に様々なアートプロジェクトやコンテンツ制作をおこなっています。
一級建築士でホテル・リゾート企画設計、デザイン等も行います。
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twitter ⇒ @noristay1
Gmail ⇒ norihiko.fukao@gmail.com

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