ある日JALを利用した時、いつもと同じように羽田空港に着陸。
「降りたらモノレールで浜松町まで行って山手線に乗り換えて、、、」なんて考えてましたが、なにかがいつもと違う羽田空港着陸後の機内。
その原因は機内で流れる音楽でした。
普段からよく耳にするいつもの爽やかな音楽ではなく、初めて聞いた穏やかな音楽。
なんだろうと気になったのでちょっと調べてみました。
JALの機内で流れる壮大な曲の正体
さっそく飛行機に詳しい友人に問い合わせです。
タイトルもなにもわからなかったのでアバウトな尋ね方で確認します。
私:「JALで羽田に着いた時に流れる音楽って何ていう曲??」
友:「あー、I Will Be There with You?」
それは前回尋ねたやつなので今回の音楽が別のものだと伝えます。
友:「あー、久石譲の!」
みなさんは知ってますか?
もう一つの曲にも「I Will Be There with You」と同様にちゃんとしたタイトルがあり、制作された背景もあるんですよ。
穏やかなJAL機内BGMのタイトルは?
この曲は「明日の翼」というタイトルがついています。
平成23年(2011年)5月からJALは「明日の空へ、日本の翼」というキャッチコピーでCMを流していました。
「明日の翼」はもともとJALの企業PV用の音楽として制作された曲で、CMだけでなく搭乗時ウェルカムビデオのBGMや搭乗時・到着時の機内BGMとして使われていました。
もう一つの機内BGM「I Will Be There with You」が平成20年(2008年)から使われている曲ですから、「明日の翼」はちょっと遅れて登場したんですね。
「明日の翼」は使用開始当時からピアノを基調としたものとオーケストラの2パターンがあるようです。
私が機内で聞いたのはオーケストラのほうでしたが、それはもう壮大な曲です。
胸にグッときます。
JALオリジナルの曲として作曲されたもので、楽曲として一般向けに広く販売を目的としたものではありませんでした。
そのため現在でも市販のCDなどには全く収録されていません。
市販されないのがもったいないと言える曲です。
「明日の翼」は壮大で上品な曲調ですが、どこか懐かしい日本の風景を思い出させるような曲。
外国から帰国するときに乗り込んだJALの機内で「明日の翼」が流れたら、私は泣いてしまうかもしれません。
穏やかな曲に合わせて祖国を感じさせる映像が映し出されるウェルカムビデオは秀逸です。
この素晴らしい曲の作者は久石譲さんです。
説明する必要もないくらいに有名ですね。
映画音楽を中心に活躍しており、「風の谷のナウシカ」以降「風立ちぬ」までのジブリ映画では29年にわたって音楽担当を務めています。
サントリー伊右衛門のCM曲も久石譲さんですよ!
とにかく聞いたことある曲は久石譲さんってのが多いです。
その才能たるや、浪速のモーツアルトことキダタロー先生も真っ青かもしれません。
「明日の翼」ってどんな曲??
機内で流れるビデオもBGMも音楽だけが流れています。
どうやら「明日の翼」には歌詞がないようです。
この曲はメロディーが素晴らしので歌詞がないからって別に問題ではありません。
聞くだけでも泣けてきます。
お待たせしました!
それでは搭乗時ウェルカムビデオ(ピアノバージョン)をお楽しみください。
ウェルカムビデオに映し出される日本の四季。
美しい国土。
鶴の群れが飛び立ち、追いかけるように舞い上がる鶴丸の飛行機。
わたしはこの映像を見るたびに日本人でよかったと思います。
外国で見たら泣きそうになりますよ。
空の旅をお得に楽しむ方法もチェック
機内BGMを聴きたいからどうしてもJALに乗りたいって思う人は少数だと思いますが、たまにはフラッと飛行機の旅に出かけてみるのも楽しいものです。
ただ、飛行機の旅ってちょっと敷居が高い感じがしますよね。電車や新幹線・自動車に比べると非日常な交通手段って感じがします。
それもそのはず。飛行機のチケットは案外高いですからね。
しかし、私はいつも羽田空港発着のJAL国内線に片道290円で乗っています。往復580円で乗れてしまうのです。
電車に乗るくらいの料金で飛行機を利用できれば、お財布もかなり助かりますよね!
飛行機を安く利用するには日常生活の中でちょっとした工夫を凝らすことが大切ですが、そんなに難しく考える必要はありません。
シンプルにコツコツと。
その繰り返しによって数万円の飛行機代を往復580円にグッと抑えることができるんですから、絶対知っておくべきです。
JAL国内線をお得に利用したい人はこちら記事をチェックしてみてくださいね。