ザ・ペニンシュラ東京滞在記/ハレを飾る黄金色のホテル

旅行にまつわる話
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ひさびさ日比谷のペニンシュラに誕生日を前に滞在しました。

黒いロールスロイス・ファントムをわきに進んでいき、2匹の獅子が構える回転ドアをいつものようにくぐり抜けます。


チェックイン

昼過ぎ少し早めにチェックイン。いい日和です。


竹のアートワークや円形のロビーを囲い込む繊細な縦格子は14年前と変わらない暖かさで出迎えてくれます。


インテリアデザイナー橋本夕紀夫によるタイムレスな和のデザインは成功しているようです。

クリスマスのオーナメントが年末を予感させます。


昼のPeter

手荷物を預け、賑やかなロビーをよそにエレベーターで最上階にのぼります。

デイタイムのPeterBarでお茶をいただきながら、部屋の用意ができるまで仕事をいくつか済ませることにします。


インザルーム

しばらくしてルームキーを受けとり客室フロアに進みます。

かなり高層の部屋に通していただけました。


同じ客室プランでも窓の視界が開けるだけで部屋全体が異なる印象に変わります。


いつもながら他の高級ホテルと比べてもかなり大きめなウォークイン・クローゼットです。

サービス用のバトラーボックスはもとより、ワイドな鏡台とライティング、ネイルドライヤーなど、メイクや身だしなみを整えるのには十分すぎるスペックです。


今回の滞在ではパートナーが同泊のヘアメイク・アーティストの友人のレッスンをゆっくりと受けさせてもらいました。


メイクレッスンの間私が待っていると、客室スタッフの方がウェルカムアメニティとワインをセットしてくれました。


ヴィラモウラ

日が暮れたタイミングで地上に降り、夕食へと銀座の街に出かけます。


歩いてわずか5分。

都内でも数少ないポルトガルレストランのヴィラモウラへ。


ホテル内でもよいですが、銀座と目と鼻の先のため美味しい店には困りません。

定番のバカリャウ(干し鱈)のグラタンをマディラワインとともにいただきます。


BDケーキ

夕食を終えて戻るとロビーの賑わいはさらに高揚し、すっかりクリスマス前の雰囲気です。


部屋に戻るとバースデーケーキの用意が。

2人でちょうどよいサイズです。


ミニバーのコーヒーマシンは以前のクラシックなLAVAZZAから最新鋭のNESPRESSOに置き換わってました。


光のプール

あらかじめ予約した時間にスパに向かい、1人夜のプールを泳ぎます。

天井照明と水中からの暖かな光が絶妙なリラックス効果をもたらします。


ジャグジーへの入浴をはさみながらしばらくプールを往復したあと、部屋に戻り眠りにつきます。


朝のルーチン

南からの陽を受けて目覚めたあと、シンメトリーなバスルームに鎮座する浴槽にしばし浸かります。


その後はまた下階のスパエリアへ。

日中と夜でまた違う顔を見せるプールサイドです。


軽く泳いだあとは日比谷交差点を見おろしながらテラスでくつろぎます。


朝食はロビーで中華をオーダー。

お粥と点心を中心としたヘルシーなメニューです。

レシピ・食器とも2階のヘイフンテラスのものですが、優しい味つけでした。


チェックアウト

そしてチェックアウトです。


開業して十数年ですが、今でも色褪せない輝きを放っています。

ハレの要素がふんだんに散りばめられた、一年の締めにふさわしいホテルといえるのではないでしょうか。


【滞在したホテル】

ザ・ペニンシュラ東京




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この記事を書いた人
深尾紀彦

ステイ・アート代表
ホテルを中心に様々なアートプロジェクトやコンテンツ制作をおこなっています。
一級建築士でホテル・リゾート企画設計、デザイン等も行います。
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