リッツ・カールトン大阪滞在記【クラブジュニアスイート編】

旅行にまつわる話
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久々に旅する機会にワクワク。

今回はマリオットグループのホテルに宿泊です。

約1年ぶりに訪れた大阪。

宿泊先は念願のリッツ・カールトン大阪を選択しました。

日本で最初に開業したリッツ。

落ち着いた雰囲気とスタッフの心遣いのおかげで素敵な滞在となりました。

エントランスから始まる異空間

リッツ・カールトン大阪は木を多用した重厚な内装が特徴的。

せっかくなら正面玄関から入ろうと思い、梅田からてくてく歩いて少し迷う。

梅田から西へまっすぐ行けば着くけれど、正面玄関は少し回り込まないといけないので注意。


エントランスを入るとさっそく木目で茶色な空間。

床材にはぜいたくに石が使われている。

歩くところは基本的に毛足の長い絨毯が敷かれており、フカフカ。

装飾品も貴族趣味でキラキラ感が素敵。


そして、暖炉もある。

しかも、暖炉も火は本物。

ちゃんと木をくべて燃やしているので近づくと温かい。


ここは異世界かしら、と思わずにはいられない雰囲気なのでロビーを眺めているだけでも楽しい。


通常は1階のフロントでチェックインですが、今回はクラブフロア宿泊なので34階でチェックイン。

15時過ぎの少し混雑したフロントを通過してエレベーターで34階に到着⇒美しい高層階の眺めを楽しみながらチェックイン。


この時間のチェックインではアフタヌーンティーが提供されている。

わたしは飲み物にスパークリングワインを選択。

チェックイン手続きではジュニアスイートへのアップグレードやホテルクレジット追加などが提示されて喜びの雨にあう。


リッツ・カールトン大阪ジュニアスイートの様子

お部屋は見晴らしのいい高層階。

部屋の扉を開けるとホワイエに鏡と椅子が置いてある。

東洋趣味なランプが貴族的で素敵な印象。

ヨーロッパ王侯貴族がインテリアに陶器を活用していたことを思い出しますね。


この空間に青磁がよいアクセント。

そして、無駄な感じもステキ。

部屋の扉のすぐ左にはクローゼットがあり、さらに左にはバスルームやトイレのスペースがある。


ベッド周辺

部屋の奥に進むとソファーローとテーブル。

今回のウェルカムフルーツはミカンが3個。

石みたいなプレートに鎮座するミカンは高級感があふれている。

そして、ホテルのご好意でメッセージカードとチョコレートもセットされていた。


ここでも東洋趣味なランプがお出迎え。

ソファー・ランプ・絵画の色が調和している。

国鉄の青色モケットシートに見えないこともないが、白いラインが上品にまとめているので大丈夫。


右手の窓側にチェアとテーブル。

窓からは大阪駅の北側が見えますね。

梅田スカイビルが目の前に見え、少し奥に淀川。

なにわ淀川花火大会のときには、ここから花火がよく見えるんじゃないかなっと思ったり。


部屋の壁には金色の額に入ったモノクロ写真がちょいちょい飾られています。

こういう飾り方は好み。


ベッドは大きなキング。

わりと高さがあるので、小柄な人はよじ登って寝る必要があります。

ライトは調光可能。

電動カーテンのスイッチ類もベッドわきのテーブルに集約されているので便利。


ちなみにお部屋からの景色はこんな感じ。

やっぱり花火見えるんじゃないかなっと思う。

コンラッド方面ではないのでラウンジからの眺望とは違った印象。


バスルーム

バスルームの扉を開くと正面に大きな鏡と洗面台が2つ。

真ん中には生花が活けてあって雰囲気がいい。


大きな鏡にはテレビが内蔵されているので便利。

いや、便利なのか??

もし滞在中に同行者とケンカしても、バスルームに籠ってテレビを観れるので安心です。

とても便利。


バスルームの左手にはバスタブ、右手にはシャワールームがある。

デザイン的には好みだけど、ちょっと古さが出ている気もしますね。


アメニティー

アメニティーはAsprey。

このブランドは1781年創業で英国王室御用達。

この情報を聞いてしまうと妙にありがたみが出てくるし、素晴らしくいい香りがするように感じる。


シャワールームとバスタブのところにシャンプー・コンディショナー・シャワージェルの各50ml入りが1セットずつ置いてある。

ボディローションは洗面台のところに50ml入りが2つ置いてある。

固形石鹼もありましたが、わたしは未使用。


クラブラウンジ

リッツ・カールトンのクラブラウンジは、クラブレベルに宿泊すれば利用可能。

エリート会員でも無料では利用できないのです。


リッツ・カールトン大阪では5回のフード・プレゼンテーションがある。

食事や飲み物が十分に提供されるため、わたしはクラブラウンジで提供されるものだけで満足できるレベル。


ちなみに時間帯によってサービスは変わる。

7:00 a.m. ~ 10:00 a.m. 朝食

11:00 a.m. ~ 1:00 p.m. 昼のご軽食

2:00 p.m. ~ 4:30 p.m. アフタヌーンティー

5:00 p.m. ~ 7:30 p.m. 夕食前のオードブル

7:30 p.m. ~ 8:30 p.m. ナイトキャップ&デザート


アフタヌーンティー

チェックイン・チェックアウトの時間に当たるので、ついでに利用する感じ。

今回の滞在では2回のアフタヌーンティーを楽しんだことに。

内容は微妙に変化が付いているので、連泊でも大丈夫。


夕食前のオードブル

軽くお酒を飲みつつ食事する時間。

ちょっとしたおつまみが提供されるだけかと思っていくと、割としっかりしたものが提供される。

最初にカクテルを頼み、スパークリング、赤ワインと楽しんでいくとけっこう満腹に。


アフタヌーンティーからオードブルまでの時間が3時間ほどだったこともあり、夕食は食べなくても問題ないレベル。

小腹がすいたらルームサービスでも頼めばいいかな。


ナイトキャップ

今回の滞在ではこの時間帯に参加していないので情報なし。

どうやらデザートがたくさんあるらしく、女性にかなり評判が良いとの話。

2020年11月時点では他の時間帯と同様にプレートに取り分けた状態でサービスされているものと思われます。

(写真はイメージです。)


朝食・軽食

快適な睡眠のあと、チェックアウトまでの時間に2回のフード・プレゼンテーションがおこなわれる。

朝食は和朝食とアメリカンブレックファストのいずれかを選択。

もちろん飲み物も選択可能。


わたしは和朝食を選択。

ずっとお酒を飲んでいるのでお粥を頼んでみるあたりが小心者。

そして、当たり前のようにスパークリングワインを注文。

朝食にスパークリングワインを合わせるなんて楽しすぎますね。


ちなみにアメリカンブレックファストならこんな感じ。

空の皿には好きなシリアルを選んで入れる。

これに卵料理が追加される。


オムレツだけでなく、ベーコンやソーセージ、マッシュルームなどの付属品が多いのでわりとボリュームあり。

朝食でスパークリングワインを飲みつつ優雅に過ごしていると、あっという間に10時近くになる。

11時には軽食の提供が始まってしまうので、注意。


軽食はスープ・いなり・マカロンとクッキー。

なんだか微妙な組み合わせだと思うのはわたしだけでしょうか。


朝食後、部屋に戻って白ワインを飲んでいたので12時過ぎにこの量を食べるだけでも十分。

スープは意外と具が多く、しっかりした作り。


チェックアウトが11時の場合、クラブラウンジの利用は朝食までとなります。

ただし、チェックアウト後も30分間ラウンジ利用が可能なので軽食を利用できることも。


同じ理屈でチェックアウトが14時の場合、アフタヌーンティー2回目が利用できることもあるのです。


バイバイ、大阪

リッツ・カールトン大阪。

夢のような時間を過ごせる場所が近くにあるなんて。


今回の滞在ではラウンジに行くたびにお洋服を着替えて楽しく過ごしました。

リッツ・カールトンと言っても厳格なドレスコードはありません。

しかし、時間帯にあわせてお洋服を選んでオシャレするのが苦にならない空間。

心に少しだけいつもと違う張りをもたせ、ホテルステイの心地よい緊張を味わうという楽しみ方がふさわしいのではないかと。


宿泊者もホテルの空間を構成する要素。

スタッフが提供してくれる手厚いサービスへの感謝と敬意をもって、バシッとした装いで利用したいホテルの一つです。


あの重厚な空間。

まさに異空間。

またキレイなお洋服を着て行きたいホテルが増えてしまった。


【滞在したホテル】

ザ・リッツ・カールトン大阪


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この記事を書いた人

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