【残念】京急の羽得2枚きっぷが地方空港の券売機で買えなくなっていた件

旅行にまつわる話
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ひまつぶしに岡山空港まで行ったんですが、久々に京急の券売機を発見したので試しに操作してみました。

すると、いままで「お得なきっぷ」として表示されていた「羽得きっぷ」と「羽得2枚きっぷ」が見つかりません。


券売機で表示されていないということは販売されていないってことです。

でも、最近どっかでみたような気がしたので調査してみました。


結論から言うと、残念ながら地方空港での販売は終了です。

なので、よく読んでもらっているこちらの記事は過去の内容となります。

以前の内容を確認するための参考にしてください。

羽得2枚きっぷは販売終了か?

全国15空港に設置されている京急の券売機。

比較的時間に余裕のある出発空港で購入することで、お得なきっぷが購入できます。

購入可能なきっぷは地方空港限定のものと、羽田でも購入可能なものがあります。


お得なきっぷは内容が見直されることがあります。

わたしはいつも京急羽得2枚きっぷを愛用していました。


先日、岡山空港を訪れたとき、京急の券売機を見つけたので操作。

すると、見慣れた「羽得2枚きっぷ」はどこにも表示されません。

「お得なきっぷ」に表示されないのなら、考えられるのは販売終了ですよね。


もともと京急のホームページにもあんまり乗ってないきっぷだったので、どうなったのか気になります。

考えてもわからないので、京急電鉄に確認してみることにしました。


空港券売機での販売が終了

岡山空港でもらったパンフレットを見ても、「羽得きっぷ」や「羽得2枚きっぷ」は記載されていませんでした。

こうなったら、パンフレットに書いてある問い合わせ先に電話です!


京急ご案内センターに電話してみました。

羽得2枚きっぷを買おうと思ったら、券売機の画面上で見つからなかったんですが?

羽得2枚きっぷですか??

お取り扱いを確認しますので、お待ちください。

(ん?羽得2枚きっぷって知らないの??)

しばし待っていると。

お待たせいたしました。

羽得2枚きっぷは9月30日で販売終了になっております。

そうなんですか。

消費税増税の関係で販売終了になったんですか?

そうですね。

運賃見直しに合わせてお得なきっぷの内容も変更になったようです。

京急のお得なきっぷとして人気だった「羽得きっぷ」と「羽得2枚きっぷ」ですが、諸般の事情により販売が終了したようです。

でも、まだ気になることがあります。

10月に入ってから羽得きっぷの案内を見たような気がしてならないのです。

いや、たしかに見ました。

これもモヤモヤするので、確認です。


旅行代理店では買えるのか?

JALパックを物色していた時に、たまたま「オプションとして利用可能な京急電鉄のきっぷ」として「羽得きっぷ」の設定があったような記憶がありまして。


これも取扱いがいまいち不明なので確認してみることにしました。


羽得2枚きっぷは販売終了ということですが、旅行代理店で案内を見かけたと思うんです。

これは羽得2枚きっぷとは別物ですか??

お取り扱いを確認しますので、お待ちください。

(ん?もしかして、取扱いされてるの??)

しばし待っていると。

お待たせいたしました。

「羽得きっぷ」は旅行代理店さまのみでお取り扱いしております。

そうなんですか。

JTBとか、JALパックとかでオプションとして選ぶイメージですか?

そうですね。そのような形で購入可能です。


やっぱり、見間違いではありませんでした。


念のためJTBの人にも問い合わせしてみました。

すると、「JTBのオプションには羽得きっぷがあるよ!」との返信。


つまり京急電鉄の券売機で「羽得2枚きっぷ」は買えなくなりましたが、旅行代理店では「羽得きっぷ」が買えるってことです。


さらに念のためJALパックでも探してみました。

すると、オプションとして「京急羽得きっぷ」が設定されていることが確認できました。

航空券と宿泊がセットになったツアーと合わせて利用すれば、お得感が増しそうです。

「京急羽得きっぷ」の内容が若干変わっているようなので、一応メモまでに。


2019年10月以降の「京急羽得きっぷ」

京急羽得きっぷの概要はこんな感じです。

  • コース名は京急羽得きっぷ
  • 行程は二種類
  • 料金は大人500円、こども250円

京急線「羽田空港国内線ターミナル駅」⇔「品川駅(泉岳寺駅)」と京急線「羽田空港国内線ターミナル駅」⇔「横浜駅」の2行程は変更なしです。

料金は若干安くなってますね。

空港線の料金が10月以降値下げとなったことで、羽得きっぷの料金にも改定があった模様です。


そして、細かい内容はこんな感じです。

利用日にて予約出発日の前日から起算して7日前までに予約
最少催行人員1名
代金に含まれるもの京急羽得きっぷ代、消費税等諸税
有効期間引き換え日から9日間有効
運営京浜急行電鉄株式会社
取消料なし

利用するにはクーポンを交換する必要あり

旅行代理店で購入することができる「羽得きっぷ」ですが、もらえるのはきっぷではなくクーポンです。

羽得きっぷを利用するには、クーポン京急線羽田空港国内線ターミナル駅の窓口に提示して「京急羽得きっぷ」に交換する必要があります。


ちなみに、交換できるのは国内線ターミナル駅に限定されています。

国際線ターミナル駅では交換できないので注意が必要です。

品川や横浜より先の区間まで乗り越す場合

羽得きっぷの利用区間は「羽田空港国内線ターミナル駅」⇔「品川駅(泉岳寺駅)」と「羽田空港国内線ターミナル駅」⇔「横浜駅」の2行程 です。

しかし、線路はその先にも続いているので乗り越すことも可能。


羽得きっぷの区間を超えて列車に乗る場合は、降りた駅で乗り越し精算すれば大丈夫です。


区間外乗車の場合の精算方法

乗り越し精算の方法は、「往路」と「復路」で違いがあります。


  • 行き:「羽田空港国内線ターミナル駅」より乗車→降車駅の有人窓口に「京急羽得きっぷ」を提出して「区間外料金」を精算
  • 帰り:「京急羽得きっぷ」区間外分の切符(乗車駅から「品川駅(泉岳寺駅)」もしくは「横浜駅」までの乗車券) を購入し乗車→「羽田空港国内線ターミナル駅」窓口にて、購入した切符と「羽得きっぷ」を窓口に提出。

区間外料金は「品川駅(泉岳寺駅)」もしくは「横浜駅」と乗り越した駅までの乗車料金です。

「羽田空港国内線ターミナル駅」⇔「品川駅(泉岳寺駅)」・「横浜駅」の乗車料金との差額料金じゃないので、注意してください。


羽得きっぷは空港で買うことはできなくなりました。

しかし、旅行代理店での購入は可能なのでまだまだ利用することができます。

きっぷのルールを理解して、目的地までのお得で快適な移動に活用したいですね。


京急のお得なきっぷは他にも存在しているので、そのあたりは改めてまとめてみようと思います。



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この記事を書いた人

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